2005年10月31日

虫干し

明日から11月ですね。早いものです。
今年の冬は『虫干し』に挑戦しようと考えています。

私が生まれてからこのかた、
虫干しの場面に遭遇したことはありません。

祖母が生きている頃は私はここには住んでおらず、
作業されていたのに出会っていないのかもしれません。

しかし、引き出しの底から昭和初期の新聞が見つかったり、
今はない市外局番の印刷された、
古くボロボロのたとう紙に包まれた着物を見るに付け、
どうもあやしい。
これは大々的に虫干しされてきた気配はないようです。

着物の枚数が結構あるので、
心して掛からねばならない一大事業になりそうです。

なので、虫干しカテゴリーを新設しました。

まずは、虫干しを検索エンジンでリサーチすると、
こんな随筆を読むことができました。

■「虫干し」鷹野つぎ著
http://www.aozora.gr.jp/cards/000116/card610.html
出典:日本の名随筆18・夏 
   1984(昭和59)年4月25日第1刷発行

虫干しを眺める子供の視線とは違い、
虫干しをする当事者の大人は、
どのような奮闘が待っているのか・・・。
事あるごとに記録していきます。




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2005年10月30日

十一月の着物

すっかり肌寒くなってきました。
着物を洗う水も冷たくなってきました。

さて、十一月の着物は(着物おこころおぼえより)

●着物・・・・・・袷
●帯・・・・・・・冬用
●長襦袢・・・・・袷
●半衿・・・・・・塩瀬、縮緬
●帯上げ・・・・・冬用
●羽織、コート・・袷

となります。

この冬は、「家事を着物で」を目指しています。
現在まわりの有識者に片っ端から取材中。

おば様方のお母さんの思い出を話していただき、
参考にしています。

面白いお話をいただいたときはログにしますね。

着物を着ると襟元が寒い。
襟足から冷たい風が入り、どうも風邪気味です。
みなさまもどうぞお気を付けて。
posted by たん at 18:02| Comment(0) | TrackBack(1) | 着物・履物 ・和装小物 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年10月29日

はみ出た襦袢・・対処法

袖口からはみ出た襦袢はどうしたら良いか?

安全ピンで襦袢をつまんで対処すればOKとのこと。

juban_taisho.jpg

袖をたくし上げ、肘から手首の先のどこかで、
画像のようにつまんでしまいます。

着物の裄より襦袢の裄が長いと、
着付ける前からわかっているときは、
肩のあたりで調整してもOKです。

●安全ピン2本持っておくと、何かと修正が利き便利ですよ!

袖丈については、
◆着物より襦袢が長ければ、袂から襦袢がはみ出ない。
■着物よりも襦袢が短いと、袂から襦袢がはみ出る。


構造だそうですから、
もし、襦袢と着物の寸法が違うときは、
襦袢の袖丈が長いものを選ぶとよいそうです。

失敗すると、有益なアドバイスを沢山いただけます。

恥ずかしがらずに失敗を露呈すると、
良い事あるなぁというのも、
着物生活の発見のひとつです。


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2005年10月28日

和装小物の整理に

着物の整理をしながら、
その他の埃を被ったものたちもついでに確認しています。

部屋の隅から、こんなものを見つけました。

oakamochi_closed.jpg

埃を払い雑巾で何度も拭いて、やっとこの状態に戻しました。
これは何かというと、「岡持ち」だそうです。
取っ手が付いた桶に、蓋が2枚載っています。

■岡持ち(オカモチ)
農民達が家に帰らず、田や畑で食事をする時、
この箱の中から食物や食器をとり出して食べた。
特に、農繁期などの仕事が忙しいときに利用した。
食事関係の店が、注文を受けた食べ物も、
この箱の中に入れて運搬に使った。


曽祖父の代は、庄屋さんだったと聞いています。
そのときの遺物でしょう。
形も良いし、何かに使えないかと思い
自分の部屋に持ち込んで、
試していたら、和装小物を入れておくのにピッタリ!

使い方はこんな感じです。

oakamochi_open.jpg
 
岡持ちの取っ手の部分に、
着付けに使う紐を順番にかけておきます。

普段は蓋を閉めておき、使う前日はセットして寝ます。
便利です。

明治維新以降の近代税制は、
どんなにお金持ちでも対策を取らねば
3代で没落するようになっていると
どこかで聞いたことがあります。

明治維新の頃から数えると、私は4代目。
うぅぅむ。100年早く生まれいていたら・・・
と、我家の古いもの達を整理にしながら思うことが時々あります。

その頃は、時間はゆっくり流れていても、
戦争があったり、女性の行動は制限されていたり、
大変なことも沢山あったことでしょうから、
「たら」「れば」は考えても無駄。
でしょうね。

posted by たん at 22:21| Comment(0) | TrackBack(1) | 着物・履物 ・和装小物 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年10月27日

伊達締め、あれこれ

datejime01.jpg

我家にある伊達締めを集めて撮影してみました。
色や幅、いろいろとあるものです。

右端の緑と銀の横縞のものは、
祖母の巾着を開けてみたら入っていました。
もしかしたら祖母のお泊りセット用かもしれません。

特に面白いのはこの2本。

datejime02.jpg

※画像をクリックすると拡大されます

サイズは子供用ではありませんが、
ずいぶんとファンシーな柄です。

しかも左の猫の絵は、
WELCOMEのスペルが 「WELCOM」 だし。

着物が日常着だった頃は、
このような小物もたくさん売られていたのでしょうね。

今に例えれば、
Tシャツは皆さん一枚は持っている日常着ですが、
格好良いものもあれば、なんじゃこれスペル間違ってるし、
てな物もあります。

この伊達締めも同じ状況だったのではなかしら、
と想像してしまいます。

当たり前に売れて、何本もつくると、
飽きてきて変な柄をデザインしてしまうのではないかしら。

きっとこの頃は外国語が新しかったのだろうな。
汽車も人気があったのかしら?
これは売るための営業努力、新商品開発の結果かしら。

とか、

これを買ったのが
おばあちゃんかひぃおばあちゃんかはわからないけど、
なんでこの柄を選んだのか、
趣味が良いんだか悪いんだかわからん。

なーんて。

人間がやることは、今も昔もそう大差ないなぁ。
と思ったり、

使い込まれたしなやかな肌触りに、
小物までも丁寧に作られているなぁ。
と感心したり。

伊達締めを並べてあれこれと、
想像をめぐらせた本日でした。
posted by たん at 19:09| Comment(0) | TrackBack(0) | 着物・履物 ・和装小物 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年10月26日

着物の音

今日は着物を着なかったので、
コンピュータの前にすわって
着物について考えることにします。

どうして着物を着るとシャンとするのだろう?

そんなフレーズが浮かんできました。
感覚を思い返していくと、音が浮かんできます。

伊達締め、帯、、仮紐、帯揚げ、帯締め。
着付けの段階で様々な紐を締めていきます。

シュルシュル、
布と布が擦りあわされ時の音。

シュッ、キュッ、
両方から引っ張られた結び目が止まる時の音。

シュルルルル、
と、仮紐が引き抜かれるときの音。

どれも控えめですが存在感のある音がします。

音が鳴るたびに、
心地好い緊張が身体の中心に集まり、
自分自身がひとつに撚り合わされていく。

そんなことを考えました。
身に沿わせて纏うプロセスでシャンとするように、
音が導いてくれているのかもしれませんね。

まだまだ着付けは余裕がありませんので、
この音を楽しめるようになりたいものです。
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2005年10月25日

ウールの着物、その触感

お着物日記開始以来、
可能な限りのお着物生活はやはり外出がメイン。

この冬は家の中でも着物で過ごしてみようと画策中。
ウールの着物は家事に最適とのことなので、
引き出しを捜して整備しています。

60代の母の娘時代に爆発的に流行ったというウールの着物。
流行った理由はなんといってもメンテナンスが簡単だということ。
洗い張りの必要もなく洗えて、そして暖かい。

それならば実践と、
ウールを着付けて家事にいそしむこの2日間。

確かに汚れを気にせずに動けるので、気は楽。
しかし、浮上してくる感覚は、

「何だか面白くない・・・。」

麻や絹の着物は着付ける時点で、
身体がワクワクしてくるんです。
麻のハリハリした触感、絹の衣擦れのサラサラした音。
主に触覚に心地好い刺激があり、気持ちがシャキッとします。

しかし、ウールにはその感覚が湧き上がってこないのでした。

同じ構造なのに素材が違うとこんなに感覚が違うのかと、
自分で驚くほどです。

ウールを着付けるたびに、
これならめんどくさいからセーターでも良いじゃん。
などと、考えてしまいす。

我家のウールの着物は私の好みに合うものが少なく、
柄行が理由かとも考えるのですが、
どうも違うような気がします。

絹の袷の着物を着て、同じように活動して、
感覚の違いをもっとはっきりさせたいと
思う今日この頃です。


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2005年10月24日

ウールの着物を出す

段々と冬の気配が近づいて参りました。
古民家に住む方にとっては、つらーい季節到来ですね。
だって、寒いんですよ。古い日本家屋って。

着物で過ごせば、この寒さもしのぎやすいのではないか。
と考えて、ウールの着物を出してきました。

暖かく、単なので直ぐ洗えると手入れが簡単で、
お出かけ用にはできませんが、
家事などをこなす着物として、流行ったそうです。

日中、ウールの着物に前掛け、たすき掛けで家事を敢行。
汚れるのを気にしなくていいので、動きやすかったです。

夜になると気温が15度を下回り、
外に出ると見事に、
画像のように温かいと寒いが分けられました。

udegasamui.jpg

身体の中心は暖かいです。
これは想像通り。しかし、腕が寒い。

日中暖かく、動きまわる予定だったので、
肌襦袢も、襦袢も薄いものを身につけていたとはいえ、
構造的にそう差があるとは思えません。

着物の引き出しに、
冬用に筒袖になっている肌襦袢があるとのこと。

今後は防寒がテーマとして多く浮上してきそうです。
posted by たん at 22:45| Comment(4) | TrackBack(1) | 着物・履物 ・和装小物 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年10月22日

引き出しの底

古箪笥の着物引き出しを、
活用しやすいように整備しています。

手順は、
1:中に入っている着物などを出して、引き出しを空にする
2:掃除機をかける
3:湿気取りの新聞紙を敷く
4:防虫剤を四隅に入れる
5:ウコン染めの布を引く
6:着物を入れて、ウコン染めで包む

延々と引き出し6段分の作業を繰り返しました。

1の作業の最中に、引き出しの底から出てきたのは、
昭和19年の新聞紙。

ということは、
昭和19年以来この引き出しは
整理されてこなかったのか・・・。

昭和19年っていったい何年前?
1944年なので実に61年振りの整理整頓です。

上にのっていたのは男物の着物。
祖父のものかと思っていましたが、
どうも曽祖父の着物のようです。

こんなときには考えてしまいます。
実は私はとんでもないものに手を出しているのではないか?

古いものを取捨選択するのって、勇気が要ります。

古いとそれだけで何だか存在感があり、
実際に材質や細工は、
現在では手に入らないものだったりします。

もったいないと思うのです。
かといって、再利用するのは手間が掛かる。

今まで家族の誰もしなかったことをし始めたのは、
このままでは中に入っている着物が傷んでしまうと、
いてもたってもいられなかったからでした。

私、ホント着物好きみたいです。


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2005年10月21日

袖口から襦袢はみ出る

着物は左右対称、直線で構成されています。
着物と襦袢の寸法をちゃんとあわせて着付ければ、
襦袢がはみ出ることなど無いはずなのですが・・・。

sodeguchi_juban.jpg

今日の着物は、
画像のように右手の袖口から襦袢がでてしまいます。

この袖口からはみ出る襦袢ってすごく嫌。
だらしなく見えるし、手元なので目に入りやすく
非常に気になって、何だか消耗してしまうのです。

左手からは襦袢がはみ出ません。
着付けも背縫いの位置は真ん中になっています。

いったい何が原因なのだろ・・・。
考えながら、自分を写した画像を見ていて気が付きました。

身体が歪んでる!
右肩が落ちているのです。

シンメトリー(左右対称)なものを身に纏うと、
自分のアシンメトリー(左右非対称)な部分がわかんですね。

このところ左肩が凝っているのは、
きっと身体が歪んでいるからでしょう。

身体の歪みは、整体へ行って直すことにします。

袖口から出た襦袢の対処方法は、
有識者から教えていただいたので、明日のログにしますね。


posted by たん at 19:14| Comment(0) | TrackBack(0) | 身体 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年10月20日

帯のジャンル

sharemono.jpg

呉服屋の若旦那さんに、この帯をみせて、
これはどういったジャンルに分類されるのか尋ねました。

答えは『洒落物(シャレモノ)』だとのこと。

この帯は気に入っています。
母が友人からいただいたものなので、
我家の趣味とは違い面白いです。
たれの部分にサインもあるので、作家物。
織も凝っていて、それなりに
お値段のするものだっただろうとのこと。

でもこの柄は何が描かれているのか、
人によって意見が違います。

私は「食虫植物」に見え、
ある方は抽象的に書かれた「薔薇」とおっしゃり、
またある方は、「サボテン」の一種だとおっしゃります。

それにしても、
『洒落物』とは、何と気が利いた便利な言葉でしょう。

とても感心しました。
分けがわからないものなのに、
相手の気分を損ねずにサラッとかわせる。

奇妙な柄行の何かを身に付けている方にコメントするときまど、
使い方としてはこんな感じでしょうか。

「今日は洒落物を身につけていらっしゃるのね」

画像をクリックしていただくと、
拡大された画像を見ていただけます。

みなさんはこの柄、何に見えますか?



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2005年10月19日

豆に掃き掃除

着物にはまりだしてから、
一番豆にするようになったのは『掃き掃除』。

着物を畳む場所の塵あくた、特に髪の毛が、
非常に気になるようになりました。

しかし、我家はガス灯の名残があるほどの古民家。
電気配線は後付けで、コンセント位置などメチャクチャ。
コード付きの掃除機では届かない箇所多々有り。

それでも随分長い間頑張っていたのですが、
とうとうコードレスタイプの掃除機を購入。

インターネットで調べに調べて選んだのはこれ。
マキタ充電式クリーナー4093DWという商品でした。

マキタ 充電式クリーナー 4093DW  ヤマムラ特注 4093DW-DX クリーナーセット デラックス

※画像をクリックすると詳細がわかります。
◎特徴・性能がわかりやすく記載されているページはここ◎



もう夢のように作業効率よし。
ノズルやブラシのオプションフルセットに
予備バッテリー付きで、充電切れのストレスもなし。
ショップの方の対応もとてもよかったので、
ついつい嬉しくてログにしてしまいました。

私の使い勝手は★★★★★。
しかし、母にはもうひとつ。
重くて、手がしびれてしまうとのこと。
年配の方用には重さに耐えられるかが要注意ポイントです。

着物のお陰で住環境がよろしく変化いたしました。
豆に掃き掃除。身体にもっと覚えこませなくては。



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2005年10月18日

着物に気持ちを映す

お取引先が事務所を移転して、
本日初めて伺うことになりました。

簡単でもお祝いを申し上げる席なので、
着物は訪問着をセレクト。

紫の地に橘の文様が流れるように描かれています。

tachibana.jpg

何故この文様を選んだか、その理由は。

「橘(タチバナ)」は吉祥文様のひとつ。

吉祥文様とは、
「おめでたい」ことを意味する文様だそうです。

その中でもこの文様は、
長寿を招く力がある。といわれ、
家の繁栄を願う象徴的な文様だということです。

ちょうど事務所移転のお祝いにふさわしい
と思い選んでみました。

自分の気がノルかどうかで、
着物を今まで選んできました。

お会いする相手の方のことを考えて
着物を選ぶということもできるのだと、
また新たな発見です。

着物に気持ちを映すことができる。
日本の文化は高度だなぁ、
と、また感心している本日です。
posted by たん at 14:30| Comment(0) | TrackBack(0) | 徒然 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年10月17日

季節の変わり目の着物

金曜日のお話の続きです。
10月も中旬になっているにもかかわらず、
気温は26度。
いったい地球はどうなっているのだろうか?

環境問題はさておき、
私の周りの最強の着物有識者は、
長年ほぼ毎日、着物を着ている方です。

袷の季節のはずなのに、その方は単で登場。
『暑いので袷など今日は着ていられませんよ。』

シャラっとそうおっしゃる。
ただし、正式な席は別。
普段着や遊び着、お稽古着は、
気温や風景をみながら、自分の気持ちを確認しながら、
のびのびと選べばよいそうです。

何でもTPOに合わせて、選択していけば良い。
ルールはもちろん大切だけど、それに捉われすぎて、
無理をするのも良くない。

ルールを把握できないのもダメ、
ルールに捉われすぎてもダメ。


要約するとこのようなお話をしてくださいました。

その方の着物は、単の着物だとはいえ、
厚めの生地、白地にグレーの幾何学模様。
寒々とは見えず、着心地も暑くない。

なるほどと思って帰ってきました。
初心者の私にとっては、季節の着物のルール・
お約束事にどう正しく則るかが課題だと思っていました。
そこは悩みどころでもあったのです。
だって、堅苦しいじゃないですか、それだけだと。

このお話を聞いてとても気が楽になったので、
このブログを読んでくださるみなさまにもご報告です。

ただし、
正式なとき、決めるときはきちっと決める!
これは忘れずに。
と、念を押されたこともお伝えいたします。



posted by たん at 23:03| Comment(0) | TrackBack(1) | 着物・履物 ・和装小物 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年10月16日

着物と帯の相性

お陰さまで食中毒から回復。
2日間気持ち悪くコンピュータの前に
長く座っていられなかったので、
金曜日のお話で失礼します。

10/14の金曜日は、天気予報は曇りのち雨。
なので、雨になっても良いように化繊の着物をセレクト。
梅雨や秋雨の季節に着る、黒地に唐傘模様のお着物に、
朱色の帯を合わせるように用意をしました。

しかし、この着物と帯の相性は非常に悪かったです。
化繊の着物に、絹のツルツルの帯は
2時間後にはこんな状態に。

aishou_mae.jpg   aishou_ushiro.jpg

●前から見る
帯が下に下がってしまい、
帯揚げはすっかり出て、帯板まで見えてしまいました。

●後から見る
動くた度、気になって直そうと触る度に、
帯の形は崩れ、たれがどんどん下に出てきました。

2時間でこれなので、あきらめて一度帰宅し、
別の着物に着替えて外出し直しでした。

化繊の着物は、袷でも丸洗いできるので便利です。
しかし、ツルツルしているので、
ツルツルして締めづらい帯との相性は最悪。

色柄の相性は色々と考えたり気を付けたりしていますが、
素材の相性も考えなくてはと初めて着が付いた一日でした。

この日は気温26度。
10月なので袷の着物を、
暑いとはわかっていても選びました。
しかし、訪問先の着物の達人は
何と単を着付けていらっしゃいました。

その方がなんとおっしゃったかは、
私の中のトピックとして重要なので、
独立したログにします。

このお話は、また明日。

posted by たん at 19:59| Comment(0) | TrackBack(0) | 失敗 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年10月15日

やっぱり、だて締めを締める。

昨日まで関西はものすごく暖かく、
26度も気温がありました。

昨日からどうも食中毒になった模様。
昨夕のヒラメの縁側がどうも、原因ではないかと・・・。
母、姉、私の大人3人、微熱と嘔吐。

お腹が痛いので、
私は毎度のだて締めをしめています。
お腹が温まって、少し楽。
そのままもう寝ます。

気温の変化が激しい昨今、
食べ物も変化しやすいので、
皆さまもどうぞお気を付けて。

posted by たん at 19:48| Comment(0) | TrackBack(0) | 徒然 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年10月13日

コンピュータショップで着物

コンピュータの調子がすこぶる悪く、
あやしつつ作業していますが、何だか危ない。

そこで、打合せの後にコンピュータを物色しにお店へ。
着物姿はフロアに私ひとり。
お店はガラガラ、店員さんのほうが多いくらい。

しか〜し、
みごとにひとことも声を掛けられませんでした。

さしずめ、絶滅危惧品種といったところですか。
それとも、未知の生命体か?

店員のみなさん、お〜い、
着物着ている人もコンピュータ使うんですよ〜。
大丈夫ですよ〜。
そうそうややこしいものではないですよ〜。

コンピュータショップで着物は、
かなり引かれるのだと判明した本日でした。

フフフ、小娘じゃないので、
ひとり捕まえて聞きたいことは聞いて帰ってきましたけどね。
posted by たん at 21:53| Comment(1) | TrackBack(0) | 徒然 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年10月12日

帯枕いろいろ

ただ今、必死に我家の着物を整理しています。
かなりの枚数があるので、
全部把握するのにどれくらい時間がかかるのか・・・。
メモをとっても覚えきれないので、
データベースソフトを購入してしまいました。

そんな中、コロコロと帯枕が出てきました。

obimakura5pices.jpg

1:子供用 横幅13cm/縦幅5.5cm/厚み3cm
  小さくて可愛い!
  もっと早く見つけていたら、姪に着物着付けて遊んだのにぃ。
  我家の女性がチビだった頃に使っていたものだそうです。

2:若者用 横幅20.5cm/縦幅10cm/厚み4.5cm
  普段使用しているものです。

3:大人用 横幅21.5cm/縦幅8cm/厚み3.5cm
  大人になって落ち着いてきたら、
  この位の帯枕になるそうです。
  お太鼓は身体に馴染む感じに仕上がるとのこと。

4:年配用 横幅18cm/縦幅8.5cm/厚み2.5cm
  年配になってくると、
  お太鼓の膨らみは押さえ気味になるとのこと。
  祖母が晩年使っていたものです。

5:年配用 横幅19cm/縦幅7.5cm/厚み1.5cm
  更に薄くなりました。
  これも祖母が晩年使っていたものです。

帯枕を5つ並べただけで、
人間の身体がどのように変化していくのか、
物語っているような気がします。

若い頃は厚みがあってしっかりとした存在感。
年齢を減るごとに、身体の肉は落ちていくのでしょうね、
薄く平たいものになっていきます。

秋も深くなってきたので、
少し物悲しくなったりしました。

年配用帯枕は、年を取った時に使うため、
大事に保管しておこうと思います。

posted by たん at 19:23| Comment(0) | TrackBack(0) | 着物・履物 ・和装小物 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年10月11日

寝押しをする

箪笥から引っ張り出してきたグレーの帯は、
普段着として合わせやすそうだと思いましたが、
よく見るとシミだらけ。

これは洗濯してしまえと、水洗い。
何とかきれいになりましたが、
時間がたって乾燥し始めると・・・。
帯の両端が、日高昆布状態でビロビロ。

アイロンしようか、どうしようか迷っているときに、
寝押しというプレスの方法があるのを思い出しました。

早速、試してみることに。

neoshi_obi01.jpg

帯をなるべく長く畳んで、ゴザに挟み、
その上から布団を引いて就寝。

さて、結果です。

neoshi_obi02.jpg   neoshi_obi03.jpg

就寝前、昆布状態だった帯の端は、
起床後、見事に整いました。

なんてこと。寝ている間に整備できるなんて。
機材も手間も要らず上で寝ただけ、何て省エネ。

難点は、帯の場合は折り目がしっかりついてしまうこと。
ということは、折り目がしっかりついて欲しい、
本畳みの着物にはバッチリかも!

ただ今せっせと単の着物を洗濯しているので、
実験してみることにします。

寝相の悪さがどう影響するか・・・。
ここも実験の大事な要素ですよね。

posted by たん at 21:41| Comment(0) | TrackBack(0) | 準備・後始末・保存 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年10月10日

帯枕を直す

着付けに必要な小物に「帯枕」があります。
お太鼓結びの帯山を作る道具です。

昔から使っていたものが
あまりにもボロボロになったので、
先日新しいものを購入しました。
母が着物で外出する折に使用したところ、
帰ってきてからこんなことを言いました。

「買いっぱなしだとダメね。直さなくちゃ。」
「え?どこを直すの?」

新品は化繊でできた柔らかい布状の紐で
包まれていましたが、
これがすべってしまい、
時間がたつと帯枕が緩んでくるとのこと。

では、どう直すのか。
化繊のものは取ってしまい、替わりにガーゼを使用。

obimakura_naosu01.jpg

画像の上部ピンクの物体が取り外した化繊の紐。
帯枕はこのようにガーゼに仕様変更。

そして、ひと工夫。
帯枕をガーゼで包んだ後、
帯枕の両端部分を糸で縫いとめました。

obimakura_naosu02.jpg

こうすると帯枕が固定されて着付けしやすいです。

ガーゼは切りっぱなしでOK。
少々ほつれますが、気になる方は
端をまつるなりして処理をしてはどうでしょう。
全体を筒状の紐にするために縫う必要はありません。

帯結びのとき、
この帯枕を逆手に持って背中の後ろに回すのは、
慣れるまで厄介な動作です。
小物の状態が安定していると、
その分着付けがスムーズに行きます。

手間がかかるなぁ、とお思いの方も多いと思います。
でもね、
最初にほんのひと手間かけると
色々と楽できるんですよ。

帯枕が扱いづらいと思っている方、
お太鼓がどうも緩んでしまうという方、
どうぞお試しあれ。

※ガーゼは薬局で300円前後で購入しました。
衛生用品としてご使用いただけます
日本薬局方ガーゼ 5m 30cmX5m
posted by たん at 21:35| Comment(3) | TrackBack(3) | 準備・後始末・保存 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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