2005年11月30日

縮緬、子供サイズになる

またまた失敗してしまいました。
単の着物を自力で洗っていたところ、
干す段になり30cm以上も縮んでいることがわかりました。

縮緬の着物だと、気が付かなかったのです・・・。

紺地に銀の菖蒲が飛んでいる
お気に入りの柄行だったのでした。

もちろん、手洗いするものは上等なものは避けています。
この着物も脇に虫食い穴が2つほどあり、
我家でのランクは下。

しかし、これほどまでに縮むとは・・。

これはもう普通のアイロンでは無理。
解いて洗い張りに出し、仕立て直せば何とかなるかも。
専用の湯のしマシーンがあるところに頼みなさい。
と、有識者のアドバイス。

そして、ひと言。

「まぁもったいない。お金の使い方が下手ね。」

と、一刀両断。
ものの価値がわかっていない人がすることですよ。
とのお言葉。トホホホ反論できず。

洗い張りをし仕立て直しに出すか、
はたまた母の和服リフォームの素材となるか。
どちらにしても、
捨てずに何かに利用しようと考えています。

紬系の着物は手洗いしても大丈夫なのですが、
皆さまもどうぞお気を付けくださいませ。

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2005年11月29日

十二月の着物

師も走る忙しなさ。
あっという間に、もう十二月になるのですね。

虫干し大作戦もなかなか思うように進まず、
古いものを整理するのって根気が必要!
と実感する日々を送っています。

さて、十二月の着物は(着物おこころおぼえより)

●着物・・・・・・袷
●帯・・・・・・・冬用
●長襦袢・・・・・袷
●半衿・・・・・・塩瀬、縮緬
●帯上げ・・・・・冬用
●羽織、コート・・袷

十一月と基本は同じ。
寒いのでショールなども重宝すると思います。

最近は半衿を縮緬にするのが私のお気に入り。

私はレリーフ状のものが大好き。
縮緬半衿は平面の中にシボで立体的な凹凸ができ、
浮彫りのように見えるので、私の好きな感覚にマッチ。

家中を探すと、半衿もたくさんありました。
シミだらけでそのまま使えないものは、
染めてしまおうかと思っています。

やりたいことは沢山。
優先順位をどうつけていくのか、思案のしどころです。
posted by たん at 19:41| Comment(0) | TrackBack(0) | 着物・履物 ・和装小物 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年11月28日

手の手入れ

最近は60代以上の方に出会うと必ず、
着物に関するエピソードをお聞きすることにしています。

先日、60代後半のおばさまにお話をききました。

「歳をとって何が悲しいかって、手が汚くなってしまったこと。
 若い時分は、着物の袖からでる手先が綺麗で自慢だったの。
 今はシミだらけ、皺だらけ。いやんなっちゃう。」

ご自分の手を擦りながらこんな話をしてくださいました。

「着物の手入れも大事だけど、
 着付ける身体も手入れするんですよ。」

着物を着ると身体のほとんどが布に包まれます。
ほんの少しの面積でも、着物に包まれていない
手の存在感は大きいのですね。
お話を聞いた後、着物姿の方を観察して改めて実感しました。

11月ももう終わり。
師走の大掃除シーズンに突入ですね。

手の手入れのコツは油分を失わないことだと、
ネイリストさんに聞いたことがあります。

お掃除の合間、こまめに洗って、クリームを塗って
手を労ることを忘れないようにしなくては。
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2005年11月27日

わざわざお取り寄せ

こんなものを、わざわざ取り寄せてしまいました。
届いたばかりで嬉しくて・・・。

senni_hantei.JPG

学研:身近に科学!新実験キットシリーズ 
親切ガイドブックつき せんい判定の研究 ¥1,000(税込)


今年の夏休みの最中。
本屋さんのレジの横に、
夏休み自由研究コーナーができていました。

実験キットものは大好きなので、眺めていたらこの商品を発見。
そのときは、別のものを買ってしまって手に入れませんでした。

我家の古い着物を整理していくうちに、
この着物の素材は何だろうと、不明のものがいくつか出現。

どうすれば素材を調べることができるだろうと、
考えていたら、思い出しました!こんな実験キットがあったなと。

夏休みの企画もので通常は店頭売りしていない。
というところを、無理をいって取り寄せてもらいました。

単の着物は袂を裏返すと丸みの部分から、
本体を痛めずに繊維が採取できそうです。

すごーく楽しみで、時間を作ってゆっくりと実験しようと、
ただ今我家の鴨居ギャラリーに鎮座ましましているこの代物。

お正月休みの楽しみに取ってあります。
posted by たん at 18:14| Comment(0) | TrackBack(0) | 徒然 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年11月26日

割烹着と焼明礬

やはり古い本の話です。
昭和10年発行の実用書が出てきて読んでいると、

「割烹エプロンの汚れを防ぐ法」という項目がありました、内容は以下の通り。

焼明礬の粉大匙四・五杯を一合の割の水で煮溶かし、その中にエプロンを浸して絞りあげ、陰干しにしてから使ひますと、防水効力もつき、汚れることも少なく、汚れは濡れた布巾で拭えばすぐにとれますし、洗濯するのにも楽です。

焼明礬(やきみょうばん)というのは、
茄子のお漬物の色を鮮やかに保つために
使うことがあるそうで、薬局などで手に入るそうです。

試してみたいなぁと思い、ちょうど我が家に遊びに来ている
母の幼馴染で、洋服の縫製のプロのおばさまに
話してみました。

「そんなめんどくさいことしなくても、
 こまめに洗えばいいじゃない」

うーん、確かにその通り。

「それに、焼明礬ってけっこう高いのよ」

なるほど〜。反論できず。
でも、実験してみたい・・・。

昭和10年の情報が、平成17年でも使えるのか。
割烹着を手に入れたら試してみようと考えています。
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2005年11月25日

正座の仕方・・掌の位置

着物を着始めて、正座をすることが増えました。
なかなか慣れず、立ち上がるべき時に立ち上がれず、
毎回同席の方々に笑われています。

秘訣は「慣れること」とおっしゃる方が多いので、
そのうち大丈夫になるのではと、
こちらはのんびり構えることにします。

長時間の正座ができるようになるまでは、
正座でできる身体の形に注意を払おうと考えました。

seiza_hiza.jpg  seiza_tsukene.jpg

2つの画像の違いは、掌の位置。

◆左は掌が、膝の上
●右は掌が、足の付け根

2つの画像を見比べると、
右側の画像の方があきらかに形が良いです。
着物も美しく見えます。

特に背の高い方は、ご自分を小さく見せようとなさって、
掌を膝の上に置く方が多いように見受けられます。
残念ながら逆効果。
猫背になってしまって、印象悪いですよ。

大きく生まれ育った方、もったいないですよ〜。
堂々とした体格の方は、堂々とできるのですから、
自信を持ってご自身の形を良くしてくださーい!

自信がもてない・・・。
そんな方はご自身ではなく、ひとまず、
着付けた着物を美しく見せることに集中しては如何でしょうか?
せっかくの贅沢な装いなのですから。

正座をしたとき、みなさんの掌はどの位置にありますか?

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2005年11月24日

大昔の着付け

昨日は一日中、我家の古いもの整理をしましたところ、
古箪笥の小引き出し一杯に、古い写真を発見。

写真館でおすましして撮られた人物写真。
その中の若かりし日の祖母の写真であろうものを
ピックアップしてみました。

old_photo03.jpg old_photo05.jpg old_photo01.jpg

祖母は確か、明治44年生まれ。
10代の頃のようなので、
大正時代に撮影されたものと思われます。

カラー写真ではないので、着物の色はわかりませんが
着付けの様子はわかります。

襟元はオシャレのポイントだったようですね。
帯締めの位置が低い。
残念ながら帯の締め方はわかりませんが、
お太鼓結びではないのかもしれません。

それにしても、
この写真が残ってしかもインターネットで掲載され、
世界中の興味をもたれた方に閲覧されるなんて、
撮影されたご本人達は、思いもしないことですよね。

そしてもう一つ思うことがあります。
身辺整理は常にしておかなくては・・・。
不用意に物品を残すと、
子孫にどう扱われるかわかったもんじゃありません。

おばあちゃん、恥ずかしがってると思うけど許してね。
だって、見せたくなっちゃったんだも〜ん。

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2005年11月22日

昭和9年の婦人雑誌付録

虫干しのために、家中を片付けている最中です。
残念ながら、まだ本題の着物の虫干しまで行き着けません。
この際、堆積した古いもの達も片付けようとしているからです。

本棚から面白い本が出てきました。
昭和9年発行の婦人倶楽部四月号付録、
タイトルは「新案もの小物裁縫百種」。
蛇腹式の装丁で、表と裏の2部構成。

furoku_omote.jpg

中でも目を引いたのは、

●軽くて働きのよい婦人用事務服
 和服の上に着込むへちま衿の上っ張りです。
 これは洋裁上手なおばさまに頼んで復刻させようかしら。

●格好がよくて仕事のしよい割烹着
 ただ今私、割烹着物色中。目を引きました。
 Vネックの割烹着の作り方です。

●姿をよく見せる若向きの婦人用羽織下
 着物と羽織の間に着込む真綿入りに背中当て。
 これは温かいと思う! こんな防寒具があったのですね。
 
 haorishita.jpg

●衛生と美容を兼ねたお乳カバー
 ガーゼ三重のお手製ブラジャーの作り方。
 フロントホックです。

タイトルだけでも全て記録しようと試みましたが、
読みづらいので厳選しました。

その他に、赤ちゃん用、子供用の衣服や小物、
いろいろな袋物の作り方が掲載されていて、
読み込んでいくとかなり楽しそうです。

現在一般ではなじみが少ないものですが、
この本では当たり前に掲載されていたが
こんなものの作り方。

◆六角形のお琴の爪入れ
◆優美な三味線袋
◆優雅なお琴袋

本編「婦人倶楽部」購読者の、たしなみだったのでしょうね。

裏表紙はこんな感じ。

furoku_ura.jpg

この広告のモデルさん、誰かに似ているぅぅ。
※画像をクリックすると拡大されます

そうだ。お笑いの森三中の女の子だ!
昭和初期美人顔なのですね、大島さんは。
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2005年11月21日

なぜ・どうしては続く

着物を触れば、触るほど、
『不思議だなぁ。なぜ?どうして?』
という質問がたくさん浮かんできます。

例えば、衣紋はどうして抜くのだろう?

先日、NHKさんの「コメディー道中でござる」を観ていて、
その理由がひとつ解った気がしました。

それは、髪型。
日本髪に結うと、襟足の部分が膨らんでいました。
あんなに膨らんでいるのなら、
衣紋が詰っていたら邪魔でしょうがない。

どうも衣紋を抜くというのは髪形と関係ありそうです。

でも、日本髪ってどうしてあんな形になったの?
またまた、『どうして?』が浮かんで。
あー、果てしなく続く質問の鎖。

着物に関わらず、
気になることがあると直ぐに質問する癖がある私は、
よくお友達に「子供のようだね」といわれます。

自分でもそう思うときがしばしば。
だって、もしタイムマシンに乗れたなら、
お着物生活の見学にいけるのに〜。
最初はどの時代に行こうかなぁ〜。
などと、ボーっと考えている自分がいたりします。

タイムマシンは無理ですが、調べるのは大好きなので、
ボチボチと浮かんだ質問の答えを探していこうと考えています。

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2005年11月19日

着物を洗う・色どめの方法

夏の博多帯をピンクにしてしまったと話をしていたら、
色どめの方法を教えていただきました。

洗濯液やすすぎの水にお酢を入れると色どめになる。

私のお着物ご指南本第一位は、
昭和39年に発行された「和装と和裁百科」という本ですが、
こちらにも掲載されていました。

染色の媒染(ばいせん)剤を調べると、
『米酢』という材料が載っていました。
※媒染剤とは、染料と繊維を媒介して固着させる物質のこと

実験結果を記録します。

●酢の種類
 米酢は高いので、スーパーで一番安い穀物酢でもOKです。

●分量
 せっけん水2リットルに対して、さかずき2杯ほど。
 と前出の本に記述がありました。
 
 私は、6リットルの洗濯液に、50ccのお酢という配合。
 心配ならば多めに入れると安心です。

●混ぜて危険はないか
 エマールなどの中性洗剤、ハイベック、リンスインシャンプーを
 溶かした洗濯液で試しましたが、
 締め切った浴室で1時間ほど作業しても
 異常はありませんでした。
 ※お酢の匂いがでるので、
   換気はしておいたほうが良いと思います。


●色落ちするか試す方法
 布端に洗濯液をつけて、上から乾いた手ぬぐいをかぶせて、
 もんでみる。

●その他注意点
 洗濯液で押し洗いの時点で色落ちが激しいならば、
 すすぎ用の水にもお酢を入れたほうが良いです。

●乾燥後の匂い
 乾燥するとお酢の匂いは飛んでしまい、
 よくよく嗅がなければ臭いません。

●補足
 1:洗濯液が染料で濃く染まっても、慌てなくて大丈夫です。
   さっと洗って、さっとすすいで乾かせば、影響はありません。
   ただし、色落ちした洗濯液に長く漬けておくと、
   全体がその染料の色に染まってしまいます。

 2:着物だけでなく、帯、浴衣を洗う時にももちろん適用。
   色落ちする洋服を手洗いや、洗濯機で洗うときも
   同様にすると良いそうです。

特に赤い染料を使っている色は要注意!
赤は色落ちしやすいそうです。

実はピンクに染まった博多帯を洗うときにも、
この方法は知っていたのです。
でもちょうどお酢を切らせていて・・・。
まぁいいかと洗ったら、大失敗。

皆さまもトホホホホとならないように、
どうぞひと手間掛けてみて下さい。


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2005年11月18日

織りの着物に合わせる帯

祖母、晩年の日常着シリーズを最近は良く着ています。

orinokimono.jpg

茶色い縞の紬の着物もその一つ。
黒い帯を合わせてみました。

プラプラとお買物の途中の催事場で、
呉服屋さんがコーナーを作っていました。

着物好きの私は通り過ぎることができず、
立ち止まり眺めていたら、

『あなたのコーディネートは正解。』

と販売員の和服のおばさまに声を掛けられました。
何が正解なのか私にはわかりませんので、お聞きすると。

『織りの着物には、染めの帯が正解なのよ。』

なのですって。
着物コーディネートのルールを一つ教わったので、記録します。

地味ぃな日常着を着て、呉服の展示即売会など見ていたら、
30分の間に5人の方から販売員見習と間違えられました。

そのまま見習で働いても良いのですけど・・・、
もっと着物のことを知りたいので。
と、内心つぶやきながら帰ってきました。

そうそう、この黒い帯は、塩瀬の帯だということ。
最近は手に入りににくいから大事にするようにとのお達し。

塩瀬の帯をお持ちの方は大切にしてくださ〜い。
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2005年11月17日

帯を洗う・・7勝1敗

着物を管理する上で悩みの種は、メンテナンス代が高いこと。
上等な着物や帯は専門業者にお願いしますが、
普段着やあまりに古いものは自分で洗うようにしています。

帯も洗ってしまいます。
洗剤はリンスインシャンプー。

髪の毛も、絹も動物性たんぱく質。
リンスインシャンプーはさしずめ、
柔軟材入り洗剤といったところでしょうか。
今のところ、なんら支障は感じていません。

obi_arau.jpg

【帯の洗い方】※あくまで私流。ご参考までに記録しますね。

1:洗濯液を作る
  タライに水を張り、リンスインシャンプーを大さじ一杯入れ
  かき混ぜてしっかり溶かしておく。

2:ブラシで一方向に擦る
  洗濯液に漬けた帯をブラシでサッサと擦って洗います。

3:2〜3回すすぐ

※注意:短時間で素早く洗い上げることが大切です!!

ただ今の戦績、7勝1敗。
上の画像は、その1敗です。

着物の箱から夏用の博多帯が出てきました。
白地の部分がシミだらけで黄ばんでいるので、洗ってみました。

赤の部分の色が水に晒されるうちにどんどん落ちてきました〜。

これを洗う前の7勝に気をよくして、撮影なんてしたのが失敗の元。
トホホホホ。

水に晒される時間が長く、
赤い部分が色落ちして白に移ってしまいました。

この博多帯、乾きあがると全体がほんのりピンクの帯に変身。
外には着ていけない、夏の家着用となりました、トホホ。

この失敗のお陰で、色落ちを食い止める材料がある
ことを教えてもらいました。

次回、記録します。

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2005年11月16日

たくさんの着物姿を拝見

たくさんの着物姿を見ることが出来る機会とは、
ひとつには『大茶会』というものがあるのを知りました。

1月中は、初釜。
11月の初旬は、炉開き。

市町村の広報誌などのイベント案内に
情報が掲載されていると思います。

茶道を習っている方は、
着物でお出掛けになること方が多いとの事。

有料のお席のほかに、無料のお席もあるようなので、
先日思い切って出掛けて見ました。

さまざまな着物コーディネートや、
着付けの仕方が拝見できました。

特に着付けの仕方は勉強になりました。
綺麗に着ている方、そうでない方。
サンプル数が多いと、良い点と悪い点が良くわかります。

●着丈が短すぎると格好がよろしくない。
●襟元がグサグサだと、やはりだらしなく見える。

★胸を張って背筋が伸びていると、着物の模様が生きる。

などなど。

美味しい和菓子とお抹茶がいただけるので、
それも嬉しい限り。

茶道なんてお作法を知らないから敷居が高い。
とお感じの方も多いと思います、私もそうでした。

大茶会は一度に20人〜40人のお客さまにお茶を出すので、
そんなに堅苦しくないので気軽にいらっしゃいとのこと。
実際行って、訳がわからずまごまごしていると、
有識者のどなたがアドバイスをくださるので大丈夫。

ただし必需品あり!

お茶会には最低、お懐紙と黒文字(楊枝)を持っていくこと!!

この2つのアイテムが無いと、和菓子を食べることが出来ません。

お懐紙は、お茶屋さんなどで売っているようです。
そごう神戸店で探したら、地下一階の福寿園さんで手に入りました。

たくさん着物姿も観察できて、美味しいお菓子とお茶、
おまけに教養も高まる。

ほんの少し勇気があれば大丈夫です。






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2005年11月15日

たくさん見ることが大切

本日の神戸の夜空はとても綺麗ですよ。
このログをご覧の皆さまはどんな夜空を見てらっしゃいますか?

20代の前半に、ニューヨークまで出掛けて
インタビューをしたことがあります。
その頃は企業が盛んにアートをコレクションしていました。
ある企業のアートディレクターの方に
お会いするチャンスがあったのです。

私がした質問の一つは、
「作品の良し悪しを見る目を養うには何をしたら良いでしょう?」

その答えは、
「とにかく多くの作品を見ることです。
 たくさん見れば見るほど、
 良質なものとそうでないものの判断が出来るようになります。」

この答えは、それから私の行動の指針のひとつになりました。

きっと着物に関しても同じ事ですよね。
たくさん見れば見るほど、
その良さや注意しなくてはいけない点が解ってくるのでしょうね。

多くの着物姿を見ることが出来る機会。
ひとつ見つけましたので、後日またレポートします。

今晩は、群青色の夜空に月の光が美しいです。
紺色の着物に金糸の帯をあわせたら、綺麗なのだろうなぁ。
などと思いながら空を眺めました。
こんなコーディネートに名前を付けるとしたら、
「月夜の装い」でしょうか。

自然の色合わせをたくさん見ることも大切ですね。

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2005年11月14日

日本一の虫干し

招待券をいただいたので、
初めて正倉院展を観にいってきました。

神戸から奈良までは1時間半程の道のりです。
思ったより遠くは無いなと考えていました。

海と山で平地の少ない神戸から出掛けて、
何も無い原っぱのような土地にドカーンと
大きな門が建っている奈良を車窓から見ると、
全く違う風景にビックリして、
とても遠いところへ来たような気になりました。

正倉院展はものすごくたくさんの宝物が観覧できるのかと、
勝手に考えていたのですが、69点が並んでいました。
そうそう疲れずに終わる適度な点数。

700年代の宝物たちは、のどかな姿でしたよ。

会場を観てまわるうちに、思いついたことがありました。
「これってまるで虫干しじゃない」

帰宅して調べてみると、本当にそうなんですね。

【正倉院展とは】
宝物は毎年11月に虫干し(曝涼)が行われ、
そのおり、宝物の一部は奈良国立博物館において
一般公開される。


すでに57回目の開催なのに、勉強不足でございました。
ということは、

正倉院展のニュースを見聞きしたら、虫干し開始の合図!

笑ってしまった展示物は、昔の帳簿。
綺麗な字で整然と記されたもの、
字がとっても汚いものがありました。

汚い字で帳簿をつけた人は、
後世にたくさんの人がお金を払って自分の字を観ていると知ったら、
冷や汗ダラダラだろうなぁと想像して笑ってしまいました。

自分が書いたものは後世に残ることは無いでしょうが、
手書きをするときは気を付けて丁寧に字は書かねば。

お庭に和菓子屋の鶴屋吉信さんの幟が出て、
かなり大きなテントが張られていました。
お善哉やあんみつが食べられるようになっていて、
中を覗くとおばあちゃんが美味しそうにお善哉を食べていました。

美術館で展覧会を観るのは私の仕事の一つですが、
展覧会場前に甘味処の仮設営業を見たのは初めて。

来年はこちらも試してみようと思います。

本日のお着物はこちら。

shousouin.jpg

正倉院展なので、正倉院柄の帯で洒落てみました。
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2005年11月12日

おくみ線を合わせる理由

着付けの本を読んでいると、
チェックポイントとして「おくみ線を合わせる」
という一文がよく掲載されています。

okumisen.jpg

画像の四角の内側の線です。
着付けの際には気を付けているのですが、
チェックが甘い場合がしばしば。

何故チェックできないのだろうと考えると、
この線を合わせる理由が解らないからだと思い当たります。

祖母のお召しを着て、私なりに府に落ちました。

okumi_right01.jpg  okumi_wrong01.jpg

2枚の画像を比較してみます。
ベージュの帯の下、おはしょりから下の部分に注目してください。

【正】おくみ線が合っている・・・左の画像
   柄行が連続してつながり、すっきりと見えます

【誤】おくみ線が合っていない・・・右の画像
   柄行がバラバラとなり、バランスが崩れます

※画像をクリックすると、おくみ線がどうなっているか
 より解るようになっています。


この線をあわせることによって、
着物の意匠デザイン(柄や織り模様)が美しく整うのですね。

また、着物の構造の特徴である直線がすっきりと整う。

他にもまだ理由はあるのかもしれませんが、
理由が解らず「そうゆうもんだから注意しろ」と、
考えずに鵜呑みにしていた時とは、
意識の持ち方に違いが出てきました。

理由が解ったので、チェック出来るようになりました。

そういえば子供の頃、
ああしろこうしろと言われても理由が解らないものは、
ちっとも身に付かず怒られ通し。
理由が解れば、身に付いて出来るようになった覚えがあります。

年を重ねて大人になっても人間て同じですね、小さい子供の頃と。
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2005年11月11日

お召しの着物

omeshi.jpg

この着物は晩年の祖母のものです。
とても不思議な柄行なので着付けてみることにしました。
なんという織の着物かわかりません。

街に出て用事を済ませるついでに、
呉服屋のおばさまを訪ねて聞いてきました。

「お召し」という着物だそうです。

お召しとは、正しくは「お召し縮緬」。
「お召し」の名の由来は、11代将軍・徳川家斉が
とくに愛用したことから付いたといわれるそうです。

徳川家斉の在職期間は1787〜1837年。
歴代将軍最長、49年の将軍職。
またこの将軍さま、側室40人に55人の子供を作ったとのこと。
自分・正室・側室・子供用に愛用のお召しを
いったい何着お誂えしたのかなぁ・・・。

高級なふだん着、街着の代表だったそうです。
最近はふだんに着物を着ないので流行らず
あまり見かけないとの事。

ひと通り説明してくださった最後に、

お召しは濡れるとキューっと縮むから気を付けて

とアドバイスをいただきました。
空は曇り空、天気予報は午後から雨。
雨の匂いが強くなってきたので早々に帰宅の途につきました。

古い着物ゆえ、そこかしこに糸が飛び出ているのを発見。
この場合のお手入れの仕方も教わってきました。

また、この不思議な柄行のお陰で府に落ちたことがありました。

この2つのトピックスはまた後日記録しますね。

アンティーク着物でお召しを手に入れて着る方は、
どうぞ雨にはお気を付けて。キューっと縮むそうですから。
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2005年11月09日

虫干し日和って?

虫干し日和っていつなのでしょう?

調べると諸説ありますが概ね、

晴天が2日以上続いた時の、AM10:00〜PM3:00の間

関東地方ではこの冬初めての、乾燥注意報が出たそうですね。
この乾燥注意報が狙い目だそうです!

乾燥注意報が出た日は、
引き出しを開けておくだけでも
湿気を飛ばすことが出来るそうです。

天気予報のブックマークに加え、
気象庁の気象警報・注意報もブックマークされている我がPC。
http://www.jma.go.jp/jp/warn/211_11.html

天気予報と首っ引きで虫干し日和を狙っているのですが、
我家はただ今、大きな家具を移動する模様替え中。

虫干し日和でも虫干しできず、トホホホな日々を送っています。





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2005年11月08日

何のために畳むのか。

着物の畳み方について、
自分でログを書こうかと考えていましたが、
わかりやすくとても役に立つサイトを発見しましたので、
ご紹介します。

●着物の畳み方 
 http://homepage2.nifty.com/910/yumi/y_18.html
 本だたみ・襦袢だたみ・袖だたみ

何故このサイトを選んだかというその理由は、
イラストと解説のクォリティと、
この副題。

しまうためにたたむのではなく、
次、着る時のためにたたむのです。


何のために畳むのか。

着物を畳むとき、
この目的というものがハッキリと意識できていない自分がいて、
この一文に出会って目がさめる思いでした。

次に着るときのために畳むという観点から見ると、
着物というものは、
しっかりと畳むという形式までも考え抜かれていて、
日本の文化の水準の高さを改めて感じます。

二つ先ではあいまいになる。
一つ先を常に意識しろ。

と、畳むたびに、着物にいわれている様な気がします。

banner2.gif

このサイトのトップへは上記のバナーから入ることができます。
管理人の明日美さんは、
弓道という視点からサイトを作っていらっしゃいますが、
現在は充電中とのこと。
更新の再開を楽しみにしています。
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2005年11月07日

防寒対策・・冬用肌襦袢

気温が低くなると、着物は腕が寒い。
襦袢の引き出しを片付けていたら、
冬用の肌襦袢を見つけました。

fuyu_hadajuban.jpg  fuyu_hadajuban_sode.jpg

本体はガーゼ製です。
袖の部分は化繊で出来ていて、
腕先にゴムが入り筒袖になっています。

着心地は、
少し袖がゴワゴワする感じがしましたが、
慣れれば気にならなくなりそうです。
普通に先の広がった袖よりも、寒さはしのげると思います。

やはり、皆さん腕が寒いと思われているのですね。
工夫された商品があるのですから。

着物とは腕が寒いもんだと思い込むところでした。
こんなもんかと我慢せずに、いろいろと工夫しなくては。




posted by たん at 18:44| Comment(0) | TrackBack(0) | 着物・履物 ・和装小物 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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