2005年12月30日

境界線のお話

着物を着始めて自然に、
日本の伝統芸能に興味がわいてきました。

まず身近なもの、私には茶道でした。
母が習っていたので、目がいくようになったのです。

先日茶道の本を読んでいたら、面白い記事がありました。
お茶の作法では扇子をご挨拶の道具として使うそうです。

kyoukaisen.jpg

扇子を前においてご挨拶、の意図は、
「自分と他の人」「自分と空間」「自分と道具」
と境界線を引くことだそうです。

境界線を引くことで、自分の位置を確固たるものとし、
他と分けることで相対する人やものが持つ尊厳を
よりはっきりと感じ取る。

興味を持ち始めたばかりで上手く説明できませんが、
私なりに解釈すると、こんなことが書いてありました。

着物という固有の衣装を通して、
来年は新たな世界が広がりそうです。

明日は大晦日。
一年と一年の境界線が引かれる日ですね。

楽しかったことは大いに歓び、
失敗したことはその中からチャンスの種をみつけて、
大晦日の境界線を越えようと思います。

どうぞ皆さまも、良いお年をお迎えください。

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2005年12月29日

一月の着物

残すところあと2日。
早いものですねぇ、一年が終わり新しい年がやってきます。

さて、一月の着物は(着物おこころおぼえより)

●着物・・・・・・袷
●帯・・・・・・・冬用
●長襦袢・・・・・袷
●半衿・・・・・・塩瀬、縮緬
●帯上げ・・・・・冬用
●羽織、コート・・袷、防寒コート

あまりに寒いので、
襟巻きやショール、手袋も欠かせません。

お正月は、晴れやかなお着物姿が多いのでしょうね。
楽しみです。

今年はどんな一年だった?
来年はどんな一年にしたい?

今出ている着物をしまいながら、
お正月の着物を選びながら、
静かに考えてみようと思っています。


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2005年12月28日

道行・ゆき問題

寒いですねぇ。
着物の衣紋から風が入り、風邪っぴきになりそうです。

この季節は着物の上にコートが必要。
私は襟元が角カクとなった道行コートが好きです。

一枚着るものが増えると、途端にゆきゆき問題発生。

michiyuki_yuki.jpg

ゆきが合わず、袖口からはみ出てしまいました。

さまざまなお着物アイテムが残っているのは嬉しい。
しかし、それぞれに誂えて造られている着物。
祖母の着物に、母の道行きコート。
身体の大きさが違うので、こんな結果に。

・短めのチンチクリン
・はみ出たダラダラ

どちらが嫌か考えると、私は後者。
はみ出てだらしない方が気持ちが悪い。

自分の寸法のコートを誂えるほどの甲斐性がまだ無いので、
手元にあるものを地道に寸法を測って
マッチさせる作戦を採ることにします。

写真をよくよく見ると、袖も合っていませんね。
そでそで問題も発生しているようです。ふぅぅ。



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2005年12月27日

衿芯はどちらに入れる?

先日お着物有識者の間で話題になっていました。

「衿芯は内側、外側どちらにいれる?」

着付けを習った先で、どうも違うようです。

因みに市田ひろみさんは、「内側に入れる」
とおっしゃっていました。

私は、外側に入れていました。
その理由は、襟元を調えるときに外側に衿芯があると
引っ張りやすいからです。

しかし、ハタと気づきました。
そもそも襟元を引っ張らなくちゃいけない着付けって
失敗なのではないかしら・・・。

みなさんはどちらに衿芯を入れますか?
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2005年12月26日

格好良い、佇まい

わたくし憧れの着物姿は、書家の篠田桃紅さん。

90歳を過ぎた現在でも精力的に個展を開催なさっている、
背筋に確かなものが一本通った女性。

着物姿からにじみ出てくる、静かな大迫力。

桃紅さんをお手本にとか、目標にとか、
大それたことはよう言いません。

来年はどうでしょう。
適わぬとはわかりつつ、目標にしてみましょうか・・・。

あのような格好良い佇まいになるには、
どれほどの覚悟が必要なのでしょう?
考えただけで怖い。

遠いところを見過ぎると息が切れてしまうので、
ぼちぼち、ソロソロ、コツコツ
来年も焦らず歩むことにします。

  桃紅えほん    墨を読む
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2005年12月25日

半襟の干し方

またまた、古い本が我が家の納戸から出土。

その名も『知っておくと得になること全集』、
昭和10年発行。

半襟が皺にならない干し方」という項目あり。

本文はこんな感じです。

半襟を洗濯する前に両端を縫って輪にし、
洗い上げたら竿に通し、
下部の輪には短い棒を通して皺を伸ばして幅を整え、
下の棒の端に同じ目方の錘(サイダーの空瓶など)
を下げておきます。
こうすると後でアイロンをかける必要もなく、
シボの地質などのものなどは、
後からアイロンをかけるより遥かに上手に仕上がります。


なるほど。
塩瀬の半襟などは絞ったあとの皺が
確かにとれずに乾きあがります。

しかし、「両端を縫って輪にし」
これは面倒です。なんだか工夫したら道具ができそう。

小学2年の姪に「我が家の工作名人」といわれている私。
これは血が騒ぎます。
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2005年12月24日

着物中毒?

メリークリスマス!

今週は、大工仕事のような作業をしていて、
一度も着物に袖を通していません。

あ〜着物が着たい。
あ〜帯を締めたい。

朝目が覚めると、まずこんな言葉をつぶやいたりする
自分がいてびっくり。
これって着物中毒?

絹の肌触りの心地よさ。
帯で身体の中心を締めると気持ちがシャンとする。

半年かけて身体に覚えこませた結果ですね。きっと。
明日はクリスマスらしい華やかな着物で出かけようっと。

皆さまのクリスマス・イブが素敵な夜になりますように。


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2005年12月22日

紋のお話

知り合いから江戸小紋の反物を一反いただきました。
呉服屋さんに仕立てを頼んで、先日出来上がってきました。
うれしい。

今回は一つ紋を入れなかったのですが、
より正式な場面で着ようと思えば、
後日縫い取りの紋を入れることも可能とのこと。

この紋とは、女性から女性に伝えられるそうです。
結婚すると婚家の紋に変わると思ったらそうではなく、
夫婦で別の紋になるのだそうです。

我が家は古い家ですが、
由緒ただしい家紋が伝わっているかというと、
あいまいです。

それならば、好きな紋に変えたら駄目かしら?
と、母に話をしたら、

「そんな気軽なものじゃないでしょう。」
と釘をさされましたが、話をしているうちに、
祖母が紋を変えたという記憶が母にはあるとのこと。

大幅なモデルチェンジではなく、元々の桐は変えず、
形を可愛らしいものにしたそうですが。

な〜んだ変えてるじゃん。
それならば、母上合意の上だったら良いんじゃない。
女性から女性に伝えるものだというし。

と水を差し向けると、
「家紋って素敵な形のものがたくさんあるのよねぇ。」
母、のってきました。

そんな軽々しいものじゃないと、
有識者からは怒られそうですね。

我が家の歴史を新たに始めるという線で、
家紋のモデルチェンジ密かに画策中です。

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2005年12月21日

着物は生きている

「着物は生き物です」というフレーズをよく聞きます。

だから、箪笥にしまいこんでいないで着て下さい。
虫干しして風に当ててください。

と呉服関係の方は必ずアドバイスしてくれます。

すごく古い着物でも、袖を通しお出掛けし、
一晩湿気を払いブラシをかけて、手入れをする。
それを何回も繰り返すと、確かに手ごたえがあるんです。

ずーっと眠っていたものが、目覚めていくようです。
光沢やしなやかさが少しづつ増していくのが、
実感できるようになりました。

そして、着物とはER(つまり、悉皆屋さんですね)で
蘇生術を施してもらうとそれは見事に復活するものが多く、
これもまた驚きます。

息が長く、じっと動かないこの生き物とのお付き合いは、
地味だけど楽しいなぁ。

などと考える師走でありました。


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2005年12月20日

「もったいない」考

戦災、水害、大震災となんとか難を逃れ
古いものがたくさん残されている我家。

祖母の大箪笥の引き出し一杯に、
着物のハギレが残されているのをみるにつけ、
「もったいない」という言葉を考えたりします。

大切にしてしまいこんでいても、
長い時間が経過すると、
それはただの使えないゴミの山。

価値があると残されていたものも、
持ち主が替われば価値がないものになってしまう。

そんな中でも、人が替わって、時代が変わっても
残され伝えられていくものもあります。

「もったいない」には、「吟味する」も
セットにしなくては大変だと思ったりするのです。

吟味するための要素は何か?

じっくり探してみようと思いながら、
大掃除を始めています。
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2005年12月19日

袂(たもと)を使う

着物の袂は袋状になっているので、
軽いものなら格納可能です。

咄嗟に使いたいハンカチやティッシュなどは、
袂に入れておけばよいのですが、
入れる動作に決まりはあるのでしょうか?

ある日テレビを見ていると、着物姿の出演者が
袖口から手を入れて、袂のハンカチを出していました。

なるほどと思いその後、袖口から物を出入りさせていると、
「あらあら、あなたは男性ですか?」
と、有識者から一声かかりました。

●男性は、袖が完全な袋状になっているので、
 袖口から物を出し入れする。


use_tamoto_ng.jpg


●女性は、袖の後ろは開いているので、
 袂の後ろを前に回して物を出し入れする。


use_toamto_good.jpg

ということです。
確かに、私が参考にした出演者の方は男性でした。
男物の着物については全く知識が無いので、
袖の後ろが縫い付けられているとは知らなんだ。

「袂からの出し入れも、優雅にね。」

本日の有識者からのアドバイスでした。



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2005年12月18日

香を焚き染める

冬将軍が早々やってきたお陰で、
温暖な神戸の浜側も昨晩は雪が少量ですが降りました。
本日は甥と姪が、庭に張った氷を集めてはしゃいでいました。

この寒さでは着物を整理する作業もままならず、
気持ちがクサクサしましたので、
気を晴らすためにも一度やってみたいと考えていた
「香を焚き染める」を実行に移すことに。

okou.jpg

仏具屋さんで器に入れる灰と、香炭を購入。
器は適当に深さのある洋食器を使用。
匂袋用に家にあった白檀をたいてみました。

香りの良い煙がモウモウと部屋中に充満します。
しかし、はかない煙のこと、
着物に香りが移るものだろうか?疑問が残ります。
モウモウと煙に取り囲まれて、
鼻が利かなくなっていますので、この実験の答えは後日。

着物に香を焚き染めるとは、
ちゃんと方法や道具があるのかもしれない。

好奇心が刺激されたのと、清清しい香りで、
気持ちは晴れたようです。

空気が清清しくなると、
寒さが強調され身に迫ってくるようです。
香を焚き染める時期もあるのかもしれませんね。

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2005年12月16日

着物初心者ご指南本2

今月から毎週水曜日のNHK「趣味悠々」は、
市田ひろみさん着物講座ですね。

ご覧になっていますか?
私は母と二人で毎回楽しみに拝見しています。

今日、テキスト買ってしまいました。
これはお買い得!お奨めします。

読み物として面白かったです。

市田ひろみのはじめてさんの着物塾

私もテレビのお仕事をさせていただく機会があります。
テレビ番組は、短い時間でわかりやすく、
印象に残る構成にしなくてはいけないので、
自ずと奥深い内容を絞りに絞って、抽出する必要があります。

そして、NHKさんは特に公共放送なので、
「どんな人でも理解できるように」が大前提。
これが案外難しいんです。

長くテレビでご活躍していらっしゃるので、
見せ方、説明の仕方が本当にお上手だと思いました。

この本の中のエッセイは、
特に楽しく、心に残るものでした。

着物という文化のアウトラインと心構えがわかり、
その上お値段が安い。

とても得をした気分です。

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2005年12月15日

割烹着を脱ぐときは、

夜の初めに雨が降り、空気が湿ってよい香りがする神戸です。
大雪に見舞われている所もあるとのこと、
お怪我などなさらぬようにお気を付けください。

着物の上に割烹着を羽織ると、びっくりするほど暖かい。
袖が筒袖になっているので、冷気が入らないからでしょうね。

割烹着で暖かく、そして汚れを防いでくれると思うと、
和服でいるのを忘れるほど
細々と用事を片付けることができて、これも驚きです。

皆さん、不意のお客様などいらしたときはご用心ください。
動き回れるがゆえに割烹着の下の着物姿は、
結構乱れています。

帯まわりが特に。
帯揚げは上のほうに出てしまっていますし、
帯締めも端がダランと垂れ下がっていたりします。

割烹着をお客様の目の前で脱ごうものなら、大変。

割烹着を脱ぐときは、
人前は避けたほうがよろしいですよ。
身づくろいもどうぞお忘れなく。

何度も恥ずかしい思いをしましたので、記録しておきます。


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2005年12月14日

着付けのコツ・襦袢編

着物姿で正座ができない。
と、何度もこのブログで書いてきました。

着付けのときに工夫せよと、
教えていただきましたので記録しますね。

着物を着て畳の上で立ったり座ったり。
そんなときは着物の下半身にゆとりを持たせることが必要で、
あまりにきっちり固く着付けると、動きが悪い。

そのためにどうするか。

juban_hasamu.jpg

画像のように、着付けの際に襦袢を膝に挟み込む。
挟み込むことで、襦袢の下部に余裕が生まれて動きやすくなる。

試しているのですがこれ、結構慣れるまで時間がかかります。
もうひとつ良い方法を教えていただきました。

着付けが完了したら、足を思いっきり左右に開きます。
こうすると、襦袢が開いて足捌きが良くなります。

足を大きく開くのははしたないので、
画像の方法を取得できるように訓練中。
着付けも優雅に出来るようになりたいものです。

お正月には着物を着ようという方も多いと思います。
どうぞ試してみてください。



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2005年12月13日

襦袢の裾を汚さぬ工夫

我が家にある古い襦袢は必ずといってよいほど、
裾の内側に、画像のようにリボンが縫い付けられています。

ribon_juban.jpg

幅は1.5cmほどのこのリボンは、
表から見ると2mmほど長くなっていてます。

このような工夫をする理由を尋ねてみました。

頻繁に着ていると裾が汚れてきます。
このリボンを少しはみ出してつけておくことで、
襦袢本体ではなく、リボンが汚れることになり、
汚れがひどくなればリボンを交換するとのこと。

な〜るほど。
何着かの襦袢に同じようなリボンが縫い付けられているので、
専用の裾リボンとして商品がきっとあったのですね。

しかし、今はそんな工夫はしていない。
その理由は?

・日常的に着物を着ることが少なくなったため、
 汚れの度合いが低くなった。

・洗濯の技術や洗剤の品質が良くなり、
 全体をメンテナンスしやすくなった。
    
概ねこんなところでしょうと、有識者の弁。
襦袢も丸洗いはそう頻繁にするものではなく、
汚れやすい裾部分をこんな工夫でやり過ごしていたそうです。

それにしても、こんなピンク色でお花の柄が織り込まれた
可愛らしいリボンでなくても良いじゃないですか。
襦袢の裾の内側ですよ。
そうそう見えるところではありません。

この裾の工夫、なんだか微笑ましくて好きなんです。

襦袢の柄は可愛らしいものがたくさんあります。
それに合わせてオシャレなリボンで汚れを防ぐ。

とっても納得な工夫だと、感心します。

posted by たん at 22:59| Comment(1) | TrackBack(0) | 徒然 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年12月12日

宮尾登美子さんの本

着物に関する本でとても好きな本があります。

きものがたり

裏表紙に、
「幼い頃から着物になじんできた著者が
 箪笥の中身を大公開。」
とあるように、素敵な着物がたくさん掲載されています。

手元に読む本がないときは、この本を開きます。
何が好きかというと、
素敵な着物の注釈にこんなコメントが書かれているからです。

・これは一度も着ていない
・もはや着る勇気がない
・大好きだが、どうも私には似合わないような気がする
・好きなので同じものを何度も着たくなるが、
 自分をセーブしている
・それだけに、緊張して着る
・ケバケバしくて失敗。恥ずかしくて着られないきもの

などなど。
何度読んでも楽しくなってしまうのです。

このコメントが付いている着物はどんなものか、
それは本を開いてからのお楽しみ。

きものがお好きなのだなぁ、とよく伝わってきます。
小さい頃から親しんでいらしても、失敗もあるのだなぁ。
などと、妙な感心をしたりします。

我が家にはこの本のような素敵な着物はありませんが、
残ってきた着物たちを大切にしようと、
読むたびに思ったりします。

posted by たん at 19:20| Comment(0) | TrackBack(0) | 徒然 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年12月10日

着付け上達のコツ

段々と着付けも身に付いてきた感触があり、
少しづつですが自信もできてきました。

振り返って、着付けの上達のコツを考えて見ます。
何事も上達には「経験値を増やすこと」と申しますが、
経験値の増やし方にも上手な方法があるのでは?
と考えました。

思い当たることがひとつ。

同じ着物を2日続けて着付けてみること。

前日着物姿で動いてみて、不具合があった点を意識しながら、
翌日もう一度同じ着物を着付けると、
修正点がよくわかります。

襦袢、着物は同じもので。
帯は変えても大丈夫。

その心は、
着物本体の着付けがしっかりしていることが、
美しく着こなすためには大切だと思うからです。

帯は少しのスペースが確保できれば
締めなおすことが可能です。
不都合があれば、出先で有識者に直していただくことも有り。
しかし着物本体となるとそうそう手軽にはいきません。

・襦袢のあわせ方
・衣紋の抜き具合
・伊達締めの締め方
・腰紐の位置

などなど、上手くいかなかった点、もっと上手にしたい点を
修正していきます。

こうしていると、例えるなら、
「釣り糸をたれて当たりがクィクィとあった時」
そんな感覚が訪れます。

美しく、気持ち良く、
着付けるポイントがわかってくるんです。

そうすると、俄然楽しくなってきますよ。


posted by たん at 15:37| Comment(0) | TrackBack(0) | 準備・後始末・保存 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年12月09日

かんざし、折れる。

ポキッ

何だかこんな音がしたのです。
本日は防寒対策にと肌襦袢の下に、
頭から被るシャツを着ました。

帰宅して外の寒さの余韻でボーっとしながら、
着物を脱いで、一番下のシャツを脱いだところ
・・・この始末。

kanzashi_oreru.jpg

祖母のべっ甲のかんざし。
お気に入りでした。残念。
形あるものはいずれ壊れる宿命ではありますが、哀しい。

着物を脱ぐ前に髪飾りをはずす。

本日得た教訓でした。皆さまもお気を付けて。


posted by たん at 19:54| Comment(0) | TrackBack(0) | 失敗 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年12月08日

雨天対策・すそからげ

雨の日にお出掛けするために「すそからげ」教わってきました。
教わってみると難しくないのですが、
ポイントがあります。

●必要なもの・・・腰紐1本(かなり長く必要です)

【すそからげの方法】
1:着物の裾を帯の上まで折り返す
2:帯締めよりも上の位置に腰紐を当てる
3:腰紐を前から後ろに回し、また前で2重にして結ぶ

【すそからげのポイント】
帯締めよりも上で結ぶと、
帯締めがストッパーになってずり落ちない!


susokarage_mae.jpg susokarage_ushiro.jpg

画像のように思いっきり上に折り返してしまいます。
右側の画像のように背面は、
折り返した裾が帯の半分以上、上の位置となります。
帯の厚さも込みで結ぶので、腰紐は長く必要なのです。

ここまですそからげして雨コートを羽織れば、
少々の雨は大丈夫。
泥はねで汚れる心配はありません。

どうぞお試しあれ。
posted by たん at 18:20| Comment(0) | TrackBack(0) | 準備・後始末・保存 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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