2006年01月31日

二月の着物

寒さが一番厳しい2月がやってきますね。
庭の椿が咲き始めました。
春の足音も少しづつ聞こえてくるようです。

さて、二月の着物は(着物おこころおぼえより)

●着物・・・・・・袷
●帯・・・・・・・袷(袋帯・名古屋帯・綴帯)
●長襦袢・・・・・袷
●半衿・・・・・・塩瀬、縮緬
●帯上げ・・・・・綸子、縮緬
●羽織、コート・・袷、防寒コート

一月と同じです。
屋外が寒いと屋内の暖房がきつくて、
防寒対策が裏目に出たりします。
襦袢の下に着込んでいると、体温が逃げずにのぼせてしまう。
帯でお腹周りが締め付けられている分、
のぼせると調子が整わず大変です。

皆さまもどうぞお気を付けて。

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2006年01月30日

働き者の色

hatarakimono.jpg

この着物の購入を決めた理由は、呉服屋さんのひと言。
「紺は働き者の色なのですよ。
 昔から半纏や仕事着は藍染めの紺が多いでしょう。」

この「働き者の色」というフレーズを聞いた途端に、
母も私も購入を決断。
もちろん、お値段も相当お買い得でした。

大きな雪輪の中に橘と蝶が飛んでいます。
種別としては大柄ですが小紋。
紋は入れませんでしたが、ちょっとしたお茶席などはOK。

昨日伺った場所では私が一番の下っ端で、
こまごまと立ち働く立場でした。

働き者の紺に、白い帯。
清々しく娘らしいコーディネートを狙ってみました。
どうも7、8歳くらい若く見えたようですよ。

動き回って汗だくでした。
洗濯好きの私も、縮緬の袷を手洗いしようとは考えません。
悉皆屋さんに早めに整理にだすつもりです。
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2006年01月28日

場に合わせる

明日は早朝からお出かけ着で外出予定。

訪問先には扇面の掛け軸が掛かっている、
との事前情報をキャッチ。

そういえば祖母の帯の中に、白地に赤の扇模様がありました。
帯は決まり!

場に合わせて、身に付けるものを選ぶ。
着物の楽しみのひとつだなぁと思います。

自分の中で内緒で持ったこんな洒落っ気って、
例えるなら気持ちの中に炭の置き火をするような感じ。

合わせた着物でその場にいる間中、
気持ちの底がほのかに暖かいんです。

気が付く方はいないかもしれませんが、
もしもどなたかが声を掛けてくれたなら、
炭にふーっと息を掛けたときのように火の色が濃くなります。

大げさになって嫌味にならない様に気を付ける。
これがルール1。

自分から言って回ると洒落ではないので口を閉じる。
これがルール2。

何かするとついつい評価してもらいたくて、
口を滑らせてしまうので、ルール2を守るのが案外難しいです。

デジカメも修理されて戻ってきたので、
着付けの記録も撮らねば。

明日は朝から大忙しです。


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2006年01月27日

ひとがらのいい色

昔から本を読むことが好きです。
ですが好み中心は外国作家の翻訳小説だったので、
日本文学はあまり馴染みがありませんでした。

着物というキーワードを持ってから、
日本文学に俄然興味がでてきました。

着物に関する記述がありそうなものは必ずチェック。

古本屋さんで見つけた本に、
幸田文さんが書かれた「日本の着物」というエッセイを発見。

私の心にヒットした部分を簡単に記録します。

女は着物から、さまざま学びあげていくと思う。

実はふだん着は着るひとの境遇によるものであって、木綿の銘仙のと、決まっているのではない。

黒縮緬の羽織は、私は和服の傑作の一つだと思う。(中略)黒は世界中に通じる、粋で高等で、ひとがらのいい色だし、デザインというかカットというかも、羽織はおもしろい。

もっとも、着こなしによるものである、それ自体が粋で上品で人柄のいいものほど、扱い方がへただと野暮くさくなるものだからである。


「ひとがらのいい色」
色を説明したこのひとつの言葉に
「上等な縮緬をそっと撫でているような」触感を感じます。
ただただ静かに、感心します。

着物に興味をもってから、
言葉との出会いも豊かになっています。
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2006年01月26日

初めて会ったね。

お世話になっている古本屋さんのご依頼で、
お店番をすることになりました。

一日着物で座っていると、
「和服の人だと緊張するなぁ」やら
「うちの家内も和服党だよ」などとお客様が話しかけてくださり、
思いのほか楽しい店番となりました。

ベビーカーを押した若い女性が、絵本を探してご来店。

1歳くらいでしょうか、人見知りもせず笑い声を上げる
可愛らしいお子さんがちょこんと座っていました。

レジで本を袋に入れていると、
女性がお子さんに話しかけています。

「生まれて初めてお着物の人に会ったねぇ。」

そういわれてこちらがビックリ、ドッキリ。
襟元を直したりして、居住まいを正すことしきり。

小さなお嬢さん、
可愛いおべべを着る機会が沢山ありますように。
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2006年01月25日

日本人のジェスチャー

最近のお気に入りテレビ番組は、
フジテレビ系列の「タモリのジャパニカロゴス」。

先週たまたまテレビをつけたらオンエアしてまして、
日本古来のジェスチャーの話でした。

日本人にジェスチャーが少ないのは、
着物を着ていたためとのこと。

着物の形ゆえに上半身でしか表現しない上、
袖などあり動かしづらいので、
豊かなボディランゲージは育まれなかったのだそうです。

なるほど。

昨日はお作法のお話。
日本古来の握手の仕方、座蒲団の出し方、
どうして草履を脱いだら爪先を玄関口に向けておくのか?
などなど。

日本古来のお作法の動作は、
住宅事情や衣服が替わってしまったためか、
覚えづらいものが多いです。

何事も理由がわかるとすーっと身に付いて、
面白い。

おススメ番組です。

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2006年01月24日

裁縫成績簿

祖母の成績簿がでてきました。
大正時代のもので、それも「裁縫成績簿」。

着物を主に、ズロースやズボン下、水兵服、帽子と
さまざまなラインナップ。

これだけしっかりとお裁縫を習えば、
一通りなんでも作ることができるなぁと感心します。

着物をほどいていると、その着物を縫った人の、
性格や性質が並縫いの縫い目にちゃんと出てきます。

祖母が縫ったと思われる着物をほどいた事がありますが、
どうもお裁縫は好きではなかったという縫い目。

彼女は病気で入院する直前まで、
確定申告は自分で計算して申告していた人で、
どうも算数などのほうが好きだったようです。

そんな人には苦痛だったのかなぁ、お裁縫。
などと想像するのは、裁縫成績簿に「自考」という
自分のコメントを記す欄があるのですが、
ページをめくっていく毎に筆跡が乱雑になっていくから。

こんなに何か作る授業が沢山あったら幸せだろうなぁ。
などと考えながら成績簿を読む私がいます。

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2006年01月22日

見事に虫食い・・モス

ウールのアンサンブルがあります。
祖母と母が用意してくれたものです。
小さい頃は梅の着物とこのアンサンブルが定番でした。

私はどうもウールとは相性がよくないので、
ちっともチェックしていなかったのです。

寒いので合わせて作ったモス(毛100%)の襦袢を
着まわしてみようと引き出しから引っ張り出したら、
あ〜らら状態。

きちんとたとう紙にも包んでありました。
防虫剤も入れてありました。

しかし、見事に虫食い。
広げて蛍光灯に透かしてみると、
折目に沿って小さな穴がそこかしこ。
まるで模様のようです。
広げる前も虫食い穴は見つけていて、
上に刺繍でもしてふさごうかと思いましたが、
余りの穴の多さにやる気は失せました。

見える所ではないし、
普段用にじゃんじゃん着てしまえぃ。

モスという素材は、衣類を食む虫にはご馳走のようですね。
虫食い跡を眺めていると、
虫たちの満腹感が伝わってくるようです。

箪笥に眠ったモス素材の襦袢、
一度点検をお勧めします。

それにしても、
K−1ファイターにもなったボビー・オロゴンさんの掛け声、
「モス!」を耳にする度に、頭の中に襦袢の映像が浮かぶ私。
まだ着物にさほど興味がなかった頃からそうでした。
幼少期の刷り込みとは恐ろしいものです。
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2006年01月21日

知恵を持ち寄る

本日は着物に関心がある男女8名集まりました。

話をしていると、
着物という形式は一緒でも、
着付けの仕方、補正の仕方、小物の使い方、
それぞれにさまざまな方法と工夫があることを発見。

質問をしたり、知っていることを話したり、
知恵の交換って楽しいものですね。

知恵や知識の交換会でのキーパーソンは、
好奇心があってこれから知識を増やしていきたいという
フレッシュな方がいること。

フレッシュな方、恥ずかしいなんて思っているともったいない。
フレッシュなエネルギーほど場を活性化させます。
物怖じせずに聞きたいことは聞いてしまってくださいね。

知らないということは恥ずかしいことではないし、
知りたいということは純粋なエネルギーなので
気持ちが良いものです。

フレッシュでない方は、純粋エネルギーをもらって
新たな視点でご自分の細胞を活性化してください。
本日改めてそう感じました。

お仕事のブレストなども同じかもしれませんね。

本日持ち寄られた知恵、
着付けの補正に関して有力情報あり。
実験後また記録しますね。

惜しいのはデジカメが壊れてしまったこと。
やいのやいのの着物談義、
撮影できたらまた楽しかったのにぃ。

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2006年01月20日

壽新春大歌舞伎

久しぶりに歌舞伎を見てきました。
大阪松竹座で、仁左衛門さん&玉三郎さんの舞台。

静かに、面白かった・・・。
ものすごく興奮するわけではないのですが、
坦々と楽しいのでした。

玉三郎さんの舞台姿を初めて拝見しました。

玉三郎さんって何だか違う。
他の女形の方と比べても、どうも違う。
顔形、身体つき、形が違うのだろうか・・・?
全体にまろやかさと愛嬌があるように思いました。
とても不思議な存在感でした。

●大阪松竹座のサイトはこちら。
http://www.shochiku.co.jp/play/shochikuza/gekijyo/

それにしても、4時間は長い。
幕間の三十分の間にお弁当を食べるのは楽しいのですが、
お弁当でお腹の塩梅がよくなると、襲ってくるのは眠気。
玉三郎さんと仁左衛門さんが
一番美しく演出されているシーン、
眠くてボーっとしてしまいました。

これから歌舞伎に行ってみようというお方、
低反発ザブトンなどあれば持って行くのも一案です。

それと、お弁当。
気に入った美味しいものを事前に手に入れておくのが得策。

以前は目に入らなかった着物の着付け。
今回はいろいろチェックできました。
中でも帯結びは、お太鼓や蝶結びの他にもあって、
研究したいなと思い帰ってきました。

日本の伝統芸能を見る。
今年のテーマのひとつです。


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2006年01月18日

子供に文庫

たびたび登場する小学校2年生の姪。
先日お着物で羽根つきをしたときは、
絞りの三尺帯を締めました。

羽根つきの後、彼女と着物の話をしていて、
「私が締めているような帯にしてみる?」
と誘うと「いいよ〜」とのご返事。

当初は半幅帯を子供サイズで作ってあげようかなぁ、
と考えていましたが、
まずは持っている半幅帯を試してみることに。

kodomo_bunko.jpg

母の若い頃の羽織を直したお着物に、
踊りを習っていた方から頂いた、
シルバーとピンクのリバーシブル、光る半幅帯をあわせました。

彼女の身長は128cm。
帯幅と身長のバランスはもう大人用でも大丈夫。
長さはやはり長いので、文庫結びもだらりとなりますが、
そこが結構気に入ったようです。

長さを生かして結び方を工夫すれば、
更にかわいく出来そう。

母と娘、家族の中の二世代で
着物の話をするのって、すごく楽しいんです。

20年後の私の一番の着物仲間に育てるべく、
「着物は楽しい」と少しづつ、
刷り込んでいこうという作戦です。


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2006年01月16日

折目正しい。

着物を畳んでいて、
「折目正しい」とは、衣服からできた言葉なんだろうなぁ、
とつくづく思います。

「折目」を広辞苑で調べると、
1:折り畳んだ節目。折りぎわ。
2:機会。ちょうどよい折。
3:物事のきまり。けじめ。
4:鷹の翼の風切羽の内側の羽の称。

折目を正しくしておけば、シワにもならず、
つねに清潔に着物は保管できますよね。

物事のきまりをしっかり守っているというのが、
衣服の形からわかります。
形から礼儀正しさがわかるのか・・・。

着物を畳むたびに、なんだか感心するのです。
着物という物体に諭されている感じがします。

折目が正しすぎても堅苦しい感じがしますけどね。

現代の柔軟な折目を発見。
「グラフィック折り紙」ですって。
頭を軟らかく使って楽しむものみたいですよ。

★cochae・折り紙グラフィックユニット
http://cochae.com/index.html
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2006年01月15日

バレリーナ?

母のクラス会が我が家の座敷で開催され、
男女15人の元高校生が集り、
おじさまの一人が獲ってきたイノシシで盛大に鍋。
ほろ酔いの皆さまにご挨拶申し上げ、
イノシシをご相伴に預かっていると、

「お宅の娘さんってバレリーナ?」

おじさまの一人がそんなことを言い出しました。

確かに、
お着物にハマって以来洋服にとんと興味がなくなり、
洋装はタートルのセーターにストレッチパンツが定番に。
和服に合うよう髪も伸ばしているので、
髪型はポニーテールかお団子頭。

それに加え、
お着物生活で、上半身の姿勢はよくなり、
和服で立ったり座ったりのスクワット生活で
足の筋肉も鍛えられました。

確かにスポーツをしているように見えます。
なるほど、このイメージはバレリーナか。
鏡の前で確認したりして。

でもね、おじさま。
こんなにムチっとしたバレリーナさんはいないと思いますよ。
余り飲みすぎないようにしてくださいね。


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2006年01月14日

半襟いろいろ

着物姿の形に自信がもてるまでは、
まずはスタンダードを押さえて、
バリエーションには手を出さない!と決めていました。

まだまだ油断はできませんが、
着付けも少しは手に付いてきた実感もあり。
今年のお着物生活の目標のひとつは、
色や柄の半襟を使うこと。

祖母の引き出しから出てきた、いろいろな半襟です。
※画像をクリックすると拡大します

haneri01.jpg

●織で遊んでいるものです。
左は、銀糸が織り込まれた雲模様
中央、梅の模様が浮き出ています、素材は化繊
右は、ピンクの縮緬、かなり立体感があります

haneri02.jpg

●縮緬に刺繍シリーズ
右は、絽なので夏仕様。撫子が刺されています。

haneri03.jpg

●これも縮緬に刺繍シリーズ

どれも皮膚が直接あたる箇所は黄ばんでいて、
洗濯をしても取れません。
上手に汚れをはずして使ってみようと思います。

これが使えるようになったら次は、
装いにあわせて半襟を自分でつくってしまおうと
考えています。

改めて活字にすると、
私の頭って結構理屈っぽいですねぇ。

どうも手順を少しづつ踏んでいかないと駄目な性分のようです。
考えるのが好き、頭でっかち、怖がり、見栄っ張り・・・。
原因もいろいろ。
半襟で自分の性質も発見、といった所です。

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2006年01月13日

風呂敷の本

本日の神戸新聞朝刊、
15面に面白い記事が掲載されていました。

「ふろしき研究会」代表の森田知都子さんという方が、
おしゃれで実用的な風呂敷の使い方を英語版で作られたそうです。

早速検索してみると、
ブックストアにラインナップされていました。

Gift wrapping with textiles

5年ほど前「ふろしき研究会」さんのリーフレットを
手に入れたことがあり、ただの正方形の布で、
フレキシブルに様々な物体が包めることを知って、
すごい!と興奮したのを覚えています。

それほど、風呂敷に馴染みがありませんでした。

着物を着だしてから風呂敷には、
以前にも増して興味が沸いています。

昔はお祝い返しなどは風呂敷が主流だったようですね。
我が家には風呂敷が桐の箱に熨斗紙つきで、
何枚も残っています。

着物に合わせて、柄や素材、織り方を選ぶようになりました。

英語は合理的に物事の状態をあらわす言語、
だと聞いたことがあるので、
外国の方向けに英語で書かれたこの本からは、
日本人である私も新たな視点が生まれるかもしれない。
などと考えたりします。

手に入れたい本リストにまた一冊本が増えます。

●ふろしき研究会さんのサイトはこちら。
http://homepage2.nifty.com/furoshiki_sg/
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2006年01月12日

梅の効用

この二日ほど高熱が出て臥せっておりました。
梅干粥のお世話になりっぱなし。

梅干の薬効を調べると、
血液をきれいに保つ、疲労回復、便秘・下痢・肌荒れの防止、イライラの解消滅菌、抗菌作用、肝臓の保護、老化防止・美容効果、鎮痛・解熱・消炎作用
いろいろ効くようですね。

前述の我が家の梅の着物、これには効用があります。
実は、あの着物素材が「化繊」なので
丸洗いがお家で出来るのです。

小さい頃は着物など着せられても、
どこが汚れるなんて意識はまったくありません。
正絹の着物など着せておけば、汚れそうな動作を見つけては
「やれ動くな、やれ引き摺るな」と言ってしまいそうです。

そこは洗濯機で洗える着物のこと。
自然に大人のお小言も少なくなります。

小さい頃からこの着物を着て、
怒られた覚えが余りないのです。
これが着物で出掛けるたびにお小言をくらっていたら、
きっと着物は『怒られるもの』と、
小さい脳みそに刷り込まれていたに違いありません。

大人になって改めて子供の頃を思い起こし、
小さい姪の着物での行動を観察すると、
これは、祖母と母のチョイスはさすがだと思いました。
管理する大人にも、着付けられる子供にも
良い作用があったようです。

我が家の梅の着物の効用は、
 汚れても気にならない
→お小言を言われない・好きなように動ける
→着物が嫌いにならない


幼い心には大切なのかもしれません。

posted by たん at 16:53| Comment(0) | TrackBack(0) | 着物・履物 ・和装小物 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年01月09日

草履の履き方

今日は成人式なのですね。
夕方三ノ宮あたりを三時間ほど歩いただけで、
沢山、振袖姿の娘さんとすれ違いました。

振袖を着た皆さま、
明日二の腕の辺りがなにやらダルいと思われたら、
それは長いお袖の重量でおきる筋肉痛です。
成人おめでとうございます。そして筋肉痛お大事に。

百貨店で呉服の催事がありましたので覘いてみました。
目当ては草履。
頻繁に着物を着ていると草履の傷みが早いので、
お手ごろで気に入ったものがあればと物色中です。

非常にお安い草履があったのですが、サイズが大きい。
小さいものがないかと尋ねたら、何故かと聞かれ、
「踵を少し出して履きたいからです。」と答えたら、
販売員のおばさまに、
「踵を出して履くのはタブーですよ。」
といわれました。

腑に落ちず、同じフロアの老舗の履物屋さんで尋ねると、

粋で美しい履き方はちょっと浅めに足を入れ、
1〜2cmほど踵を出して履きます。
3cmぐらい出す方もいます。
踵が出ていると背筋が伸びて着物姿が美しくなります。


との答え。
念のためネットで調べても同じような答えが
どこにも掲載されています。

タブー、してはいけない事と
言い切ってしまう根拠はどこにあるのでしょう?

ミュールだって、踵を出して履くほうが格好良いんですよね。
以前テレビ番組でピーコさんが辛口解説してらして、
納得と思った覚えがあります。

古今東西、
踵が自在な履物は小さ目を選ぶのが常識のようですが・・・。

何だかとても売るための都合という感じがしました。
何千円台の商品にそこまで言うのも無粋ですよ、
という声も聞こえそうですが、
せっかくの美しい文化なのに、
それが伝わっていかないのは残念と思ったのでした。
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2006年01月07日

30年物の梅

美味しい梅干のお話ではありません。

30ume.jpg

この着物のお話です。
祖母が30年ほど前に姉と私兼用にと、
誂えてくれた着物です。
お正月にはどちらがこの着物を着るか取り合い、
大学の卒業式など、大事なセレモニーには着てでかけました。

そういえばこの着物を着て、
鞍馬山の山道を徒歩で下山したこともありました。

十何年振りに袖を通してみました。
可愛らしい着物なので、少し気恥ずかしい。
でも、気持ちが晴れやかになります。
粋で渋い着物も素敵ですが、明るい着物もいいものですね。

小学校2年の姉の娘。
もう靴のサイズは私と変わらないほど成長しています。
あと5年もしたら、35年物になったこの梅を
姪に着付ける日がやって来そうです。

冬休みももうすぐ終り。
姪と甥は着物を着たいといいます。
何をするか尋ねたら、「羽根つきと百人一首」。
明日は子供たちと着物姿で一緒に遊ぶつもり。

人様の見本になれるようにと大それたことは申しませんが、
姪や甥が大きくなっても「着物を着たい」
といってくれるような見本として、
自分なりに素敵に着物が着こなせたらいいな、
と考えた本日でした。



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2006年01月06日

春の七草

明日は七草粥を食べる日ですね。
「春の野に出でて 若菜つむ」とは簡単に行かない現代。
夕食の買い物にスーパーへ行ったら、
パックで売っていました。

haru_nanakusa.jpg

@芹(せり)
A薺(なずな)
B御形(ごぎょう)
C繁縷(はこべら)
D仏の座(ほとけのざ)
E菘(すずな)
F蘿蔔(すずしろ)


七草粥を食べると、災いを除け、長寿富貴を得られる。
といわれているそうです。

この順番には理由があるのでした。
平安時代に「四辻の左大臣」という方が、歌に詠んだそうです。

『せりなづな 御形はこべら 仏の座
       すずなすずしろ これぞ七草』


七五調の日本のリズムからくる順番なのですね。

本日の18時のニュースは七草粥の
話題が取り上げられていましたが、
画面に映し出されるテロップは
@〜Fのこの順番ではありませんでした。

番組の作り手さんは七五調のリズムに馴染みのない
若い方たちなのでしょうね。

着物のお陰で日本の四季や祭事などに敏感になりました。
明日は何年か振りに七草粥を食べて、
家族の、友人の、無病息災を祈りたいと思います。
posted by たん at 19:43| Comment(0) | TrackBack(1) | 徒然 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年01月05日

時代物小説

着物に興味を持ち始めるてから、
いままで目に入らなかったものを手に取ることがあります。

最近はまりかけているのが、時代物小説。

江戸後期を舞台にした人情物、
どうも体質に合っていることを発見。

制度や階級、貧富・・と格子状に縛りがある中に、
人間が丸い点として甲斐甲斐しく動いて生きているさまが、
読んでいてとても感覚を刺激して面白いんです。

危険だと思っていたのにとうとう一冊、
池波正太郎さんの著作に手を出してしまいました。
面白かった。

完本池波正太郎大成(第7巻)

作中に出てくる登場人物たちが着ているものの記述が多々あります。
まだ読んでいてもわかりません。
小説を入り口にして着物を調べるのも面白そうです。

鬼平犯科帳・・・何十冊もあるんですよねぇ。
ふーっ、やってしまった。

今年は時代物小説を読み漁る一年になりそうです。



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