2006年06月30日

蝉の抜け殻

semi_nukegara.jpg蝉の抜け殻といっても、虫の話ではございません。
本日の外出は、先日の二重太鼓結びにし損ねた着物と帯で再チャレンジ。帯もしっかり結べ出掛けた外出先で着物の達人からこんな声が掛かりました。

「まぁ、蝉のようねぇ。夏の着物は涼しげで。」

賑やかだから蝉?っと一瞬粗相をしたのかとドキッとしましたが、季節がかわったわねということらしく、ホ。

というわけで本日のわたくしは蝉。朝9時に着付けて夜8時に脱いだ着物のこの画像はさしずめ『蝉の抜け殻』ですね。

semi_nukegara2.jpg
一日中冷房が無い駅の構内で、古本屋さんのお店番をしたので汗だくでした。

画像のように、襟元の汚れが特にひどい。
撮影を済ませて直ぐに「えりもと」という溶剤で汚れをたたいて手入れしました。


一年着物を着続けて、代謝が良くなったのか汗が沢山出るようになりました。

今年の夏は汗シミ対策の研究に重点を置こうと考えた本日でした。




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2006年06月29日

仮説)上方と江戸の違い

関西と関東、上方と江戸には着物の趣味に違いがあると良くいわれます。江戸は渋好み、上方は派手好み。少し乱暴な物言いですが、この違いいったいどこに理由があるのか?常日頃、気になっています。

先日の久々の状況の折、関東平野に降り立つと、関西との違いを感じました。

違いを感じたのは地面の色。

海岸沿いの砂浜を例に取るとわかりやすいのですが、関東の砂浜はグレー、関西はベージュなんです。

関東は地面がグレー。このグレーの地面に立つと、渋い色合いの着物はしっとりと馴染んで美しいのではないでしょうか?

比べて関西は地面がベージュ。ここに渋い色合いの着物で立つと、地面が明るいので渋い色が暗く沈んでしまうのではないでしょうか?

現在と違って着物が日常の頃はアスファルトなどなかったので地面はむき出し、どうも、上方と江戸の好みの違いはベースカラー(地面の色)の違いが大いに影響しているのではないかしら?

あくまで自己流の仮説です。着物を着て長い距離を移動したので感じたことかもしれません。上方好みと江戸好み。違いを研究している方がきっといるはず。論文など探してみようと思っています。
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2006年06月27日

鏡を見ずに気を抜くと、

niju_taiko_NG.jpgもうすぐ7月。着物と帯も絽にして、着物姿も夏仕様。本日は気持ち良く着付けが出来たと思いながら、外出先から帰ってくると・・・・・この始末。

最近は二重太鼓の帯結びも慣れてきたなぁなどと思っていました。調子に乗って鏡を見ずに結んだら、手先をいれる場所が間違っています。二重太鼓のはずがお太鼓は二重になっていません。
鏡を見ずに気を抜くと、この体たらく。このまま堂々と外出先から帰宅しました。


niju_taiko.jpg
正解はこちら。








いつまでたっても粗忽なこと。今年の夏着物はトホホで始まってしまいました。


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2006年06月26日

口上は武器!?

着物に興味を持ち始めて、時代小説、歌舞伎、茶道や華道、日本に古くからある伝統文化にも改めて好奇心を持つ今日この頃。最近とても気になることがあります。

それは、『口上』。

「口上=コウジョウ」広辞苑で調べると、以下の意味があります。
1)言葉で言うこと。口頭で伝えること。また、その内容。
2)口のきき方。弁舌。
3)興行物で、出演者の紹介などを述べること。歌舞伎の襲名披露などには特に一幕設ける。

時代劇の渡世人がする、「おひかえなすって・・・・・・」というのも口上です。
諸外国は必ずスピーチをするという機会があり幼い頃から訓練されているとよく聞きます。それに比べて日本ではスピーチに慣れてない、スピーチする機会が少ないとも。でも古い日本文化に触れれば触れるほど、この口上というスピーチを述べることが多いような気がする。

つまり、ご挨拶する機会が沢山あるということなのです。
何か始まる冒頭に、これから始まる主旨をつたえ要点を押える。集まった方々に感謝を述べる。自分がどなん立場と心持ちでそこにいるのか表明する。

最初に言ってしまえば、話は早い。口上がしっかり述べられれば、自分の意志を伝えやすい。なんだか、形が無い非常に有益な武器って感じがするのです。

とはいっても口上の機会にはまだ慣れていない私は、いざと言うとき舌が回らなかったり、声が小さかったり。なかなか上手くいきません。着物姿でキチンと正座し手をついて、口上を述べる。私がいずれ手に入れたい着物の所作の一つです。


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2006年06月24日

夏は足が痺れやすい

着物で正座をしていたら、いつもよりも早く足が痺れてしまいました。そして痺れ具合もひどく感じる。

夏は足が痺れやすいのだそうです。
理由は発汗が激しく、脱水症状になりやすい。つまり血液ドロドロ状態になり、循環が悪くなり、足に血が回りづらく、痺れる。という具合です。

着物を着ていると、胴回りは帯でしっかりと締められ身体は冷えず、わきの下は熱を逃がす構造になっているので、洋服でいるよりも思いのほか大量に汗をかいているようです。

そんなときは、水分の補給と、塩分の補給をこまめにすると良いそうです。
ただの水ではなく、生理食塩水つまりスポーツドリンクなどをこまめに補給して行くと良いとのこと。

浴衣のときも同様です。着物姿で汗をかくと嫌だからと水分を取らないと脱水症状で倒れる危険あり。みなさま、どうぞお気をつけください。

よくコメントをくださるたまさんは元看護士さん。この情報はたまさんから頂きました。ありがとう。
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2006年06月22日

お蚕さんの音

梅雨の中休みの晴れ間も終り、また本格的に雨が降ってきた神戸です。
先日、ご実家が農業を営んでいて小さい頃はお家の屋根が茅葺だったという方とお話をする機会がありました。

それを聞いてわたしの目はキラリン。もしかして、お蚕さんを飼っていたりしましたか?と尋ねると、おばあさまが生きていらっしゃる小さい頃は、お家で養蚕をしていたとのこと。

「天井のお蚕棚から、雨が降っているようなザーッという音が聞こえてくるんですよ。お蚕さんが桑の葉を食べている音なんです。」

そうなんだぁ。私は着物好きですが虫好きでもあるので、お蚕の飼育の方法など調べたりして楽しんでいたのですが、実体験はまったくないので音までは知りませんでした。

お蚕が桑の葉を食む音、絹を取り出すときのお湯が沸いている音、機織の音・・・・・。
いろいろな種類の沢山の音に鍛えられているから、静かで強い絹織物が出来上がるのかもしれませんね。

毎年梅雨の雨が嫌いで記憶から消去してしまうほどですが、今年の雨は違います。お仕事として養蚕をしてらっしゃる方は、なんて悠長なことをいっているんだとあきれると思いますが、そこは都会育ちの暢気者のたわ言とご容赦ください。雨音が変わるたびに、どれがお蚕さんの音だろう?と想像して、今年の雨が楽しい雨になっています。
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2006年06月21日

基礎がしっかりしてないと

red_hakata.jpg本日は母と二人とも着物姿で観劇に出掛けてきました。

観てきたのは「トロカデロ・デ・モンテカルロバレエ団」。来日22回目の男性がチュチュを着てプリマになるバレエ団です。ユーモアが合って笑える、そして古典のパロディなので笑いの予想が出来て吉本新喜劇のようでした。

しかし、ただ笑えるだけじゃなかった。上手いんです、踊りが。やっぱり基礎がしっかりしていないと、バリエーションは生まれないんだなぁと、改めて感じました。

最近のお着物マイブームゆえ何でも着物にたとえますが、着付けの基礎は襦袢をしっかりと着ること。襦袢の着かたで本体の着付けの良し悪しが決まると教わりました。しかし、そのまた下の身体のつくりって大切なんだろうなぁと、バレエを観て着物姿のことを考えて帰ってきました。

今日は夏至なんですね。頂いたメールで教えてもらいました。出掛ける前に母も私も1時間づつお昼寝。太陽が一番長い日は「お昼寝の日」だったねと笑いました。

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2006年06月20日

+27cm

本日は着付け教室で、着物の寸法について簡単な講義がありました。
「着物の身丈は、着丈に+27cmです。」

※身丈(みたけ)
=和服の後ろ中央、衿つけ線から背縫い線を通って裾までの、身頃の長さのこと。
※着丈(きたけ)
=着物を着つける丈のことで、腰紐を締めおはしょりをとった後に、着物の後ろ中央にある衿つけ位置より裾までの丈をいう。


着丈+27cmで、おはしょりも十分に取れてベストな着付けの状態にもっていけるので、お着物を誂える機会のため参考までに覚えておいてください。とのことでした。

はてさて「27cm」とは?この数値の根拠は何?不思議に思えば直ぐに質問。答えは、日本人の顔の長さとのこと。

自分の顔の長さは何cmあるのか? 皆さんご存知ですか?
即答できないわたくしは、早速実測することに。

方法は、頭の上に書籍を乗せ、顎の下に書籍をあてがい上下の位置をはっきりさせて、書籍間をメジャーで計測してもらいました。一人では無理だったのと、顔を測るということ自体が何だか面白可笑しく、家族を巻き込みました。

実測結果は、私=23cm、母=22cm、姉=23cm。

う〜ん、我家は顔は小さめだけどそうそう小顔という感じではないと思うのだが。これはもしかしたらデータが古いのではないだろうか?????

信憑性が怪しくなってしまって申し訳ない結果となりました。ただし、顔の大きさを測るという行為は面白かったです。自分の事って、厳密には把握していないものですねぇ。何に役に立つかはわかりませんが、数値は覚えておこうと思います。
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2006年06月19日

朝の連続テレビ小説

今放映されている、NHK・朝の連続テレビ小説「純情・きらり」を毎朝観ています。
●サイトはこちら → http://www3.nhk.or.jp/asadora/

昭和初期の設定で、大人の女性の登場人物はお着物姿。当時流行っていたという銘仙の着物を着て日常生活を送っている様子や、着物の着かた、帯の結び方、色半襟の使い方と、朝から目を皿のようにして観ています。

ただ今昭和14年。当時の岡崎市には段々と戦争の影が忍び寄ってくるようですが、まだ綺麗な色のお着物を皆さんお召しです。これから回を追う毎に服装は暗く変化していくと思うので、今がチェックし時だと思いま〜す。

時代劇だと生活様式や習慣がまったく違いますが、昭和初期なら現代に通じる生活様式。お掃除は、食事の支度は、着物姿でこんな風に動くのかと、参考になります。

それにしても昔は身の回りのものが少ないのが印象的です。着物も同じものを長く着て登場しています。過ぎたるは及ばざるが如し。物が少ないと身軽だなぁと思ったりする最近の毎朝です。
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2006年06月18日

着付けご苦労話

母の小学校からの幼馴染のおばさまに、薄い黄緑で絽の色無地を頂きました。早速お礼の電話をすると、「この前単衣を着たときは大変だったのよ〜!!」とこんな話をきかせてくれました。

おばさま、6月の頭に大事なお茶会があったそうで、礼装でお出かけしなくてはいけなかったそうです。お歳は60代後半、歳をとって手を後ろに回して帯を結ぶのが難儀でしょうがないとのこと。しかし、着物は後姿が命。他人様の目はお太鼓結びに注がれるのは重々承知なので、美しく仕上げたい。そこでお友達にヘルプを依頼することに。しかし、当日の出発時間は早朝。着付けの時間を考えるとお友達には始発で来てもらわなければいけない。

それは申し訳ないと考えたおばさま、夜の方がまだましと考え、夜中の12時近くにお友達に礼服の着付を手伝ってもらったそうです。

え〜、でも出掛けるのは6時頃だとしても、その間6時間どうしていたの?と私の素朴な疑問に、おばさまはこのような答え。

「寄りかからずに椅子に座って一晩ウトウトした。」

そりゃ大変だわ。暑がりで単衣も勘弁してという感じで大変なところを、更に輪をかけて大変にしているじゃないの〜おばさま。と、わたし電話で率直に言い放ってしまいました。もう、そんなことしなくても次に着物を着るときは我家に泊まりにきてくれたら、私が帯を結んであげるからね。

それにしても、こういう発想は私にはないなぁ。母世代、基本的に元気なんですよね。礼装で何もせずに椅子でウトウトその後外出し用事を済ませるなんて、考えただけで途中で貧血起こして倒れそうです。

どなたにお聞きしても歳をとると帯結びがしんどいとお聞きします。歳をとるまでにジャンジャカ着物を着て、帯結び筋肉と柔軟性を維持しておかなくては。

おばさま、お疲れがでませんように。

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2006年06月16日

夏の快適裾よけは?

暑くなってきましたね。気温30度近くの中着物姿でいると、ビックリするほど全身汗だく。足全体にもそうとう汗をかくようで、長襦袢の下に付けた裾よけが足にまとわり付いて歩きづらい。

そんな話を親戚のお姉さんとしていると、耳寄り情報を教えてくれました。
夏の裾よけ代わりには、「股引」がおススメ!とのこと。

おじいちゃんが昔はいていた薄い綿の夏用股引。あれを裾よけ代わりに履くと、足捌きもよく快適だとのこと。なるほど〜。今年の真夏は試してみよっと。

男性用なので前が空いていますが、恥ずかしいから縫い付ける派と見えないからそのまま派がどうもいるそうです。ま、薄い女性用の膝丈パンツやパジャマの下でも良いのですが、ここは白にはこだわりたい所。それに肌着として開発されている方が快適度は高いと見た!

殿方の夢を壊して申し訳ありませんが、楚々とした夏着物のその奥は、おじいちゃんの股引だったりするのですのよ。だって、少しでも涼しく着物を着たいんだもの〜。女は強し。
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2006年06月15日

足袋と草履の関係改善

着物を販売する女性に、役に立つお話を聞きましたので記録しますね。

草履を履いたとき、足袋が滑って歩きづらいということがよくあります。
そんな時はこんな方法があるそうです。

●草履を履いたとき足袋が滑りづらくする方法
 ・濡れタオルを固く搾って床に置き、一度踏んで足袋裏を湿らせる。
 ・霧吹きで足袋裏をシュッと一吹きしておく。


この他どんな方法でも良いので、足袋裏を湿らせると草履にくっついて歩きやすくなるそうです。

タオルを踏むのはタオルの搾り具合が甘いと湿りすぎて気持ち悪いので、霧吹きで湿らす方がわたくしはおススメ。

いろいろと細かい知恵がありますよね、梅雨時は必要なさそうですが。
結婚式なのでたまに晴れ着を着る方は草履に慣れていらっしゃらないと思うので、どうぞ試してみてください。足の痛みが随分違うと思います。
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2006年06月13日

顎に下敷

いやー疲れました。何日もブログ更新できずにいましたが神戸に帰ってきました。関東より関西の方が暑いですねぇ。帰りの新幹線の中では、もう眠くて眠くて。

帯や衣紋のお陰でシートに寄りかかることが出来ないので、新幹線での眠る態勢は身体を二つに折れんばかりに前に傾けることととなりました。すると、顎が丁度半襟の辺りにくっつきます。顎の辺りについたファンデーションが白い半襟にべったりなどということに。

それを防ぐためにはどうしたら良いか・・・。
顎の下に何か下敷になるものを挟めばよいと思い付きました。

しかし、ハンカチなどの布のものを挟むとなんだか涎掛けのようで、見ようによってはだらしないのではと思い、気が進みません。どうしよう・・・そうだ!お懐紙を挟もう。

ago_shitajiki.jpg

お懐紙を半分に折って襟元に挟み込んでおくと、奇妙といえば奇妙ですが、だらしない感じはなくなりました。たまたまもっていたお懐紙が、役に立ちました。

和服で長旅、私は洋服よりも身体が楽だなと思いました。帯で固定されているので腰が痛くない。洋服を着て新幹線で同じ距離を移動する時は、腰が痛くて狭い座席の中で何度も身体の位置を変えるけれど、それが無い。その代わりに身体が固定されて固まって肩は凝りました。
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2006年06月09日

東海道の旅

shinkansen只今、着物姿で東海道を旅している最中です。
雨は道々降っていませんが、曇り空。残念ながら富士のお山のお顔は見えず。田んぼは田植えも済んで、水面に曇り空が映る様は、まるで研がれた鏡のようです。

新幹線の冷房の寒さに怯えていましたが、そう冷えてはおらず、帯を締めている分じわりと汗ばんでいるほどです。

子供のように足先が熱い。眠たくなって来ました。眠ったら見る夢は、東海道を時代劇の旅装束で歩くなんてものかも。

久しぶりの着物で出張3日間の始まりです。
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2006年06月08日

情報誌の浴衣特集

本日近畿地方は入梅の報と相成りました。なんだか今年は五月晴れも少なく、春が短かったですね。空梅雨で水不足は嫌だけど、早く雨の季節が終わって欲しいですね。

梅雨が明ければ夏。夏といえば、浴衣の季節。
姉の家で置いてある雑誌をめくっていたら、浴衣の特集が組まれていました。このところの浴衣ブームは定着のようですね。流行が起こるとさまざまな商品や柄行がでてくるのでページを眺めているだけでも楽しいなぁと思っていると、中央になにやら真っ赤なページがある雑誌を発見。

●オレンジページ 06年6月17日号 とじ込み付録
   『浴衣が一人で着られるポスター』


浴衣の畳み方、着かた、帯結びがわかりやすいイラストで紹介されていて見やすかったです。ポスターになっているのは壁に貼って、身体を屈めずに見ながら着付けが出来るようにとの工夫。よく出来てます。

「夏の終りに浴衣をたたんだら、ポスターも近くにしまっておくと便利です。」
との一文あり。紙の色が真っ赤なので、しまい込んでも目立ってわかりやすいですよね。

浴衣の洗い方も載っているとパーフェクトなのにぃ。
でも、さすが情報誌。わかりやすく、みやすく、あつかいやすく、お値段安く、と知恵が搾ってあって良い感じですよ。

このポスターに載っている反幅帯の割り角出し結びを練習しよっと。帯結びのバリエーションを増やすことが今年の浴衣姿の目標です。


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2006年06月06日

しゃっくりが出る。

shakkuri.jpg本日、日中の気温は27度。神戸は暑かったです。少々フライング気味ですが、単衣に夏帯をしめて出掛けることにしました。

私は帯を締める前に食事をすると気持ち悪くなるので、お昼時に出掛けるときなど、着付けをしてから食事を取ります。

本日も順序は一緒。でも着付けに手間取り、食事の時間が少なくなってしまった・・・でも食べずに出掛けるとしんどい。ということで、慌てて昼ごはんを食べることに。

久しぶりに出ましたよ、しゃっくりが。
慌ててよく噛まずに飲み込んだご飯が、帯枕の紐をきっちり結んだ辺りから下へなかなか降りていきません。ご飯の塊が食道の中で戸惑っている感触がよくわかります。なんとか飲み下しましたが代わりに出てきたのが、しゃっくり。

どうも日頃の時間配分が悪い。準備時間の見積もりが甘く、短いのだと反省。
和服を着てきっちり帯を締めてから出るしゃっくり・・・非常に苦しかったぁ。

しゃっくりを調べていて、面白いサイトを発見しました。
●しゃっくりを止める世界の知恵/Multiculturalpedia多文化理解事典
http://www.netlaputa.ne.jp/~tokyo3/shakkuri.html


では、皆さまもお気をつけて。

shakkuri_obi.jpg






【追伸】帯の柄は何?とのコメントを頂きましたので、後姿の画像も記録しますね。




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2006年06月05日

肉筆浮世絵展がお得!(2)

肉筆浮世絵展「江戸の誘惑」、神戸は終了してしまいましたね。結局私は2回観にいきました。次のチャンスは、名古屋と東京ですよ。

●名古屋展@名古屋ボストン美術館 06年6月17日(土)〜8月27日(日)
●東京展@江戸東京博物館 06年10月21日(土)〜12月10日(日)

非常に出来のよい展覧会だと思うので、両会場とも観たいと思うほどです。
前回も記録しましたが、当代ご活躍の浮世絵師たちの気概がひしひしと伝わってきます。そして、軸装もとても面白かったので、瑣末ながら、ちと解説めいたものを記録します。

例えば、葛飾北斎の「大原女図」。
大原女とは京都の大原から頭に品物をのせて行商にやってくる女性のことで、この図にはその大原女が一人描かれています。この絵は周りを大島紬のような光沢のある格子柄の生地で装丁してありました。画題は労働者。だから軸装には金襴緞子ではなく、高級品だけど普段着扱いの布が使われていて面白いです。

もう一つの例は、勝川春林の「三都美人図」。
京都・大阪・江戸の美人が一人づつ描かれ、三連の掛け軸として展示してありました。その軸装は綺麗なブルー系の色が塗られていて、布地を使ったものとは一風変わっています。通常のように織の布地を軸装に使えば、見る人が見れば産地などがわかってしまい、せっかくの三都美人に余計な情報が加わってしまう。だから、グラフィックデザインのような軸装になっているのではないでしょうかと、想像できて面白いです。

専門家にお聞きしたわけではありませんが、このように絵と軸装の関係が勝手に解釈しても、どれも洒落ているんです。とても良く肉筆浮世絵一つ一つの画題が読み解かれていて、それが飾り方に反映されている。これは当時の絵師たちと現在の研究家の方々との見事なコラボレーションだと思います。ご関係者の方々、良質なものを観ることが出来てとても感謝しております。

とにかく「読み解く楽しみ」がてんこ盛りの展覧会ですよ!

2回目はお友達と一緒だったので、また別の角度で展覧会を楽しみました。それも後日記録したいと思っています。
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2006年06月04日

腰紐とおはしょりの関係

単衣の季節到来!で、昨年自分で洗ってお仕舞いにした着物を引っ張り出してきました。着てみると、何だか去年と感触が違う・・・。どうも着丈が縮んで短くなっている模様。時間が無かったので、何とか着付けて外出するも、おはしょりはほとんど無くなり対丈の着物のようでした。

おはしょりが出ないの〜。と訴えたら、着物に詳しいお友達が腰紐とおはしょりの関係を教えてくれました。

●着丈が短い着物 → 腰紐の位置を下にする
腰紐を出来るだけ下(腰骨の辺り)にすると、上半身の折り返し部分が下になるのでおはしょりが出やすくなるそうです。

●着丈が長い着物 → 腰紐の位置を上にする
腰紐を出来るだけ上(ウエスト辺り)にすると、たくし上げる部分が多くなりおはしょりの出かたが短くなるそうです。

注意点は、どの部分に腰紐を締めるにしても、腰紐は着付けの要なのでしっかりと締めること。これには変わりありません。

こういう豆知識って、知っていると便利ですよね。教えてくださってありがとう。

短くなった単衣の着物は、アイロンを掛けずに仕舞ったので短くなったのかも知れないと思い当たりました。今晩、スチームアイロンで出来るだけ伸ばしてみます。


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2006年06月02日

極悪人と呼ばれ・・・

木綿の着物を出来るだけだらしなく着るとどうなるか?実験してみました。長襦袢省略で肌襦袢の上にすぐ着物を羽織り、紐は伊達締めのみ。着付けるときには襟元など出来るだけちゃんと合わせましたが、30分も動くとグスグスのダラダラ。

動いて疲れたので、ダラダラの着物に合わせ、ダラダラとそのまま寝そべってテレビをボーっと見ることに。時刻は丁度夕飯の仕度時。

「ちょっと、そこの極悪人。手伝いなさい!」

台所にいる母に呼ばれました。着物を着てダラダラしていると時代劇の牢名主気分で、ちょっと面白いなと思い始めていた所だったので、母、タイムリーな呼びかけ。

「フフフ、牢名主って感じ?」と聞くと、
「いいえ、極悪人って感じ。」と母。

着物姿で寝そべっていると、だらしないと言うより、ふてぶてしい印象の方が見ていて強いそうです。それに牢名主は牢屋に入れられているけど、あなたは野放しだから極悪人、とのこと。

実験結果としては、洋服でダラダラよりも、着物でダラダラの方がより印象が悪いようでした。
身体的には、帯をはずして伊達締めだけでダラダラしているとお腹周りが暖かく快適でした。
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2006年06月01日

六月の着物(2)

昨年も記録したのですが、更に情報が詳しくなっているのでもう一度。

六月の着物は、
●着物・・・・・・単衣、無双
●帯・・・・・・・前半は単衣帯・後半は絽、紗、絽綴
●長襦袢・・・・・絽
●半衿・・・・・・立しぼ、絽ちりめん
●帯揚げ・・・・・前半は綸子、東雲・後半は絽・紗

気候を考慮して、この範囲で臨機応変に対応すれば良いそうです。
長襦袢、帯揚げなどから徐々に夏仕様にしていくそうですよ。もう帯揚げは絽でも良いと着付けの先生はおっしゃっていました。

私は単衣の着物がとても好きです。何が理由か考えてみると、季節の境界線の上で少しづつ装いをスライドさせて組み合わせていくのが面白いからのようです。

今週末は衣替えをしなくちゃ!まずは部屋中のお掃除から始めて。季節が変わるというのは刺激があるなぁと感じています。
posted by たん at 18:57| Comment(0) | TrackBack(0) | 着物・履物 ・和装小物 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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