2006年06月18日

着付けご苦労話

母の小学校からの幼馴染のおばさまに、薄い黄緑で絽の色無地を頂きました。早速お礼の電話をすると、「この前単衣を着たときは大変だったのよ〜!!」とこんな話をきかせてくれました。

おばさま、6月の頭に大事なお茶会があったそうで、礼装でお出かけしなくてはいけなかったそうです。お歳は60代後半、歳をとって手を後ろに回して帯を結ぶのが難儀でしょうがないとのこと。しかし、着物は後姿が命。他人様の目はお太鼓結びに注がれるのは重々承知なので、美しく仕上げたい。そこでお友達にヘルプを依頼することに。しかし、当日の出発時間は早朝。着付けの時間を考えるとお友達には始発で来てもらわなければいけない。

それは申し訳ないと考えたおばさま、夜の方がまだましと考え、夜中の12時近くにお友達に礼服の着付を手伝ってもらったそうです。

え〜、でも出掛けるのは6時頃だとしても、その間6時間どうしていたの?と私の素朴な疑問に、おばさまはこのような答え。

「寄りかからずに椅子に座って一晩ウトウトした。」

そりゃ大変だわ。暑がりで単衣も勘弁してという感じで大変なところを、更に輪をかけて大変にしているじゃないの〜おばさま。と、わたし電話で率直に言い放ってしまいました。もう、そんなことしなくても次に着物を着るときは我家に泊まりにきてくれたら、私が帯を結んであげるからね。

それにしても、こういう発想は私にはないなぁ。母世代、基本的に元気なんですよね。礼装で何もせずに椅子でウトウトその後外出し用事を済ませるなんて、考えただけで途中で貧血起こして倒れそうです。

どなたにお聞きしても歳をとると帯結びがしんどいとお聞きします。歳をとるまでにジャンジャカ着物を着て、帯結び筋肉と柔軟性を維持しておかなくては。

おばさま、お疲れがでませんように。

posted by たん at 18:06| Comment(1) | TrackBack(0) | 徒然 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
すごすぎる・・。深夜に着物を着て、そのまま横にならずウトウトと朝を迎え、お茶会に出かけるなんて。「病弱ではないが、虚弱である」と自認している私には考えられない。着物修業継続中の昨今、週末は少しでも着物を着ようと頑張っています。でも、まだ未熟ゆえに着物を着るだけで疲れてしまうんですよね。すそ線が合わない、襟元が決まらない、と何度もやり直し、不器用な手で悪戦苦闘して帯を結んだ頃には、体力の限界に至り、そのままソファーに倒れ込み眠ってしまいます。 いったい何のために着物をきているのやら・・。
やっぱり基本は体力ですね。夏は始まったばかり。自称「虚弱」の私の着物修行はどうなることでしょう。
Posted by たま at 2006年06月25日 15:37
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